人気アプリ「ゼンリー」のはじめ方
こんにちは。
突然ですが、Zenly(ゼンリー)ってしっていますか?
今、Zenly(ゼンリー)の人気が急上昇中らしいんです。
なに、そんなの知らない?
実はこれは今、主に20代以下の若者の間で大人気のスマホアプリ。
位置情報を友達とせシェアできるというというアプリなんです。
簡単に言えば、登録した者同士の現在の居場所がスマホで知ることができるシロモノ。
待ち合わせしている友人と確実に会いたいときに威力を発揮する。
例えば、友人が乗る電車が現在、どこを通過しているのかが分かる。もちろん、相手にも自分が既に待ち合わせ場所に着いたことが分かる。大勢で待ち合わせる飲み会で、誰が遅刻しそうなのかもリアルタイムでわかって、とても便利ということで人気に火がついた。ことさえあれば「今、どこ」と聞く必要がなくなります。
今、世はSNS全盛時代であって、IT、AI技術の大競争時代である。スマホのアプリは日々、目新しいもの、便利なものが数多く登場しています。
我々の生活は最新技術によって、とんどん便利になり、暮らしやすく、仕事もやりやすくなっていくのかというと、そんなことはありませんね。
アプリもそうだが近頃は ”やりすぎ” なのが目に付くんです。
”やりすぎ” の次に訪れるのは反動です。
ゼンリーは人気の反面、退会も多いらしいんです。
それはそうだろう、自分の居場所を常に他人が知ることになるなど、プライバシーなんてあったもんじゃない。
あきれたことに、代返に利用する人もいるそうです。代返とは、大学の講義の開始時の先生の出欠確認に際して、休んでいる友達のかわりに出席の返事をする、ズルイ行為。
ゼンリーさえあれば、ズル休みが簡単に取れる。これを使えば同級生の中で誰が教室にいるかすぐに確認できる。その友達に代返を依頼するわけだ。度々代返依頼がくる真面目な学生としてはバカバカしい気になり、こんなアプリはいらない、となる。
なお、浮気の疑いがある夫のスマホに、妻がこっそりとゼンリーをインストールして、夫の浮気現場を押さえるという使い方もできる。後ろめいた人は要注意です。
そういえば、タクシー運転手をしている人が憤っていました。こんなアプリはいらないと。
今人気のタクシー配車アプリのことです。というのも、配車アプリ経由で客から予約が入って、客が待っているはずの場所に行ったところ、実際にそこで客が待っている確率は30%ほどしかいないらしい。アプリで予約した後に、目の前で見つけた空車のタクシーに乗る人が実に多いためだ。
タクシーを呼ぶ人はたいてい急いでるのでしょうがないないだろうが、ひどい話です。
このタクシーの人は、今ではヒマな時にしかアプリ経由の客を拾わないそうだ。
人間の発明というのは、必ずしも人々の暮らしやすさや、仕事のやりやすさには結びつきませんね。
それでは、今日はこの辺で。