キャッシュレスの利用率は70.5% 利便性を重視
キャッシュレス決済の利用率は70.5%
利用率は年代が上がるほど高く、
20代が63.0%
60代は81.0%
キャッシュレス決済を利用する理由は
「支払いがスムーズ」75.3%
「割引やポイントがある」58.0%
「お金の管理がしやすい」22.3%
キャッシュレス利用客者が
「現在利用している」キャッシュレス決済の種類は
「クレジットカード」78.2%
「ポストペイ型電子マネー」17.7%
「QRコード・バーコード」17.6%
今までは、銀行にお金を置いておくのが当たり前の時代でした。そもそも給与の振込先は銀行ですし、いつでもATMで引き出せる環境だから困ったことがある方は少ないでしょう。
でも、キャッシュレス化が進み、給与振込先が銀行口座以外でもOKとなり、一方で預金金利が超低金利のままでは銀行にお金を置いておく理由が見当たりません。消費者自身が、どこにお金を置いておくとよりメリットが大きいのかを考えて、行動するようになると考えられます。
たとえばAmazonチャージで入金すると通常会員であれば0.5%〜2.0%のAmazonポイントが付きます。9万円入金すると2%つくので、1800ポイント(1ポイント=1円なので1800円)が得られます。これは入金するたびに得られるポイントであり、預金金利と比べてしまうと圧倒的な差です。意外と知られていないお得技です。
2019年度のキャッシュレス指数 日本は28か国中27位
日本キャッシュレス協会発表の「キャッシュレス指数2019」によると
国債決済銀行や世界銀行などが公表する9つの指数をもとに28か国の
キャッシュレス度を算出した結果、
日本のキャッシュレス指数は39と28か国中27位となった。
最もキャッシュレス度が高い国は「ケニア」の80%
給与を電子マネーなどで受け取る比率などで1位を獲得。
一方7、ATM不足により現金が十分行きわたっていないこともスコアを
押し上げる結果に。
2位以下は、
ノルウエー75
スウェーデン71
デンマーク69
デビットカード機能がスマートフォンに搭載されたモバイルペイメントが
普及した北欧諸国が上位になった。