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お金がたまる人,たまらない人,の違い

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「私はお金が貯まらないタイプだから」と諦めていると、いつまでも貯金が増えない状態が続いてしまいます。では、どうすればお金が貯まるようになるのでしょうか。その原因と対策を探ってみましょう。

お金が貯まらない人、貯まる人、どう違う?

お金が貯まるかどうかは、その人の「心構え」が大きく影響しています。「お金が貯まる人」の心構えを知って、普段の考えに取り入れていきましょう。

お金が大好き

日本には、「お金儲けをしている人は卑しい」「お金のことばかり考えているなんて」というような考え方が根づいています。なんとなく「お金が好きだ」と声を大にして言いにくい空気も漂っていますよね。その状況が、お金を稼ごうとする気持ちにブレーキをかけてしまうのです。

貯金に本腰を入れるには、まずその思考を変えていきましょう。お金が好きになると、「頑張ってお金を集めよう」という意欲がアップします。それにより、自然とお金が集まってくるでしょう。

自ら「貯めたい」と考える

無意識のうちに「お金を貯めなければならない」と捉えていませんか?貯金を義務のように感じている状態では、どうしても積極的な気持ちになりにくくなってしまいます。心の底から「お金を貯めたい」と思うことで、貯金のモチベーションを高めましょう。

そのためには、貯金の目標を掲げるのが効果的です。「マイカーを買うため」「マイホームの頭金のため」といったゴールを決めて、「貯めたい」という気持ちを強くさせましょう。老後資金を貯める場合は、目標金額に加えて「何歳のときにいくら貯めるか」と区切ってペースを作るのがおすすめですよ。

お金が貯まらない人に知ってほしいこと

「お金を貯めていないのはみんな同じだ」と安心してはいませんか?周囲の人がどのくらいお金を貯めているのか、あらためて確認してみましょう。

2017年に金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)が行なった「家計の金融行動に関する世論調査」によると、二人以上世帯で「銀行等の預貯金口座、または証券会社等の口座に残高がない」と回答した割合は14.1%でした。これには、「口座は保有しているが、現在残高はない」もしくは「口座を保有していない」と回答した世帯が合わさっています。

貯金がほとんどない世帯はある程度存在しているものの、少数派であることがうかがえます。貯金ゼロの状態から抜け出すためにも、貯蓄に取り組んでいきましょう。

貯金上手の貯蓄術を知る

では、どうやって貯蓄をしていけばいいのでしょうか。貯金が得意な人が行なっている貯蓄術を学んでおきましょう。

貯金用の口座を用意する

せっかく貯めたお金をすぐに使ってしまわないよう、手をつけない貯金用の口座を作っておきましょう。自分にとって不便な銀行の口座を選んで、お金を引き出しにくくしておくのもポイントです。

あえて現金派を貫く

最近では、アプリによるスマホ決済などを利用する人が増えてきました。決済がスムーズになるメリットがありますが、その一方で「お金を使った感覚が得られにくく、無駄遣いをしやすい」というデメリットも存在します。

そこで、あえて現金での買い物をして買いすぎを防いでおきましょう。実際に財布を開けて現金のやりとりをすることで、「やっぱり買うのをやめよう」「これ以上買うのは控えよう」と気が付くきっかけが生まれますよ。

まとめ

自分が好きなものには、「大切にしよう」「失いたくない」という気持ちが芽生えますよね。これは、お金に対しても同じこと。お金が好きな人は、お金を大事にしてしっかり守ろうとするのです。周囲からの目を気にすることなく、堂々とお金を好きになってしまいましょう。


【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。