消費税10%の危険性はどれだけあるか・キャッシュレスポイントのオスメ
消費税10%の危険性
小学校高学年の算数で百分率を学習する。
「%」の勉強。小学5、6年生の頃から算数の学習のレベルが上がる。
子供たちがここでつまずかないよう、教師は教え方を工夫する。
最初から、1600円の8%は何円いなるか?とややこしい教え方をするようでは教師は
失格である。
算数嫌いの子供が一気に増えてしまう。いかに脱落させないか、教師の腕の見せ所。
わが子の場合、教師から最初に教わったのは、「〇〇の10%はいくつになるのか」だった。算数のプリントを見せてもらったが、そこにいろいろな数字の10%はいくつになるのかを解く問題が50ほど並んでいた。
そして、教師の採点は丸ばかり。100点満点である。
10%というのは10分の1のことと1度理解出来たらあとは簡単。掛け算するまでもなくスラスラと解ける。
自分の子だけが優れているわけではなく、大半の子供が100点を取るらしい。
まあ、そうだろう。
難易度は、中学生がアルファベットを書けるかどうかと同じレベル。
次の段階、1600円の8%は何円になるか?との問題は、掛け算が絡んでくるので
レベルアップする。
ここで、取っつきにくくなり脱落者がチラホラと現れる。
以降、わが子のプリントも×印が増えていった。
ラジオで語っていた話だが、消費税が10%に引き上げられると景気が冷え込むのは
火を見るより明らかなこと。
理由は個人消費が落ち込むため。現在、個人消費はGDPの約60%を占める。
日本の経済の大黒柱だ。個人消費が持続的に拡大しなければ景気は良くならない。
前回、消費税が5%から8%に引き上げられたのは2014年だが、
当時も個人消費が落ち込んで景気が腰折れした。今回は一層落ち込む可能性がある。
なぜが。
例えば税別2800円の商品を買おうとした場合。
この商品の税込価格がいくらになるか。たいていの人は即座に計算ができる。消費税は10%なら280円。
税込価格は2800円+280円=3080円。
すると、「消費税を足すと3000円を超えてしまうのか、やめておこう」となることが増える。
もともと2000円台だった商品が、3000円台になることへの心理的な抵抗は大きい。
ところが消費税8%の場合、
たいていの人は即座に計算できない。計算しようと思ってもめんどくさいので、そのまま買い物かごに入れてしまう。
消費税が2800×0.8=224円で、2800+224=3024。
実は3000円を超えてしまっていることに気づかない人が多い。
いま、ドタバタとポイント還元策を練っているのは、多くの日本人が10%の計算を即座に出来ることの危険性に感づいたため、と見るのは勘ぐりすぎか。
では、さらに身近な小売店の現場にはどんな影響があるのだろうか。
たとえばクレジットカードやスマートフォンでのQRコードでのキャッシュレス決済をした場合、2%分をポイントで還元し、その分を政府が補助するという仕組みが導入される。
さらに、「消費税を払わない」という誤解を招くのでは、という理由から前回の増税時はNGとされていた「消費税還元還元セール」を解禁したり、商品の価格表示を「内税」、つまり総額表示とすることで消費者が負担感を重く感じることのないように、という案も検討されている。
「キャッシュレス」拡大できるか?今後の課題
こういった対策の中で最も注目されるのは「キャッシュレス決済」だ。
キャッシュレス決済には
・生産性向上・経営効率化
・外国人観光客の利便性の向上
・取引の透明性を高め、脱税の防止につながる
・支払いデータの活用
などの利点があることから、
政府は「キャッシュレスの比率を上げていこう」という方針を打ち出している。
現在、日本は諸外国に比べてキャッシュレスの普及が進んでいないため、増税時のポイント還元をきっかけにキャッシュレス利用者が増えることはまさに一石二鳥なのである。
しかし一方で、電子化された取引に馴染みのない高齢者の方や、クレジットカードを持っていない消費者、クレジット機能のレジや専用端末を持たない店舗などの間でどう公平性を保つのかなど、課題も多い。
消費増税に伴い表明された、景気対策。
詳しい制度設計をどうするかが、この仕組みの成否を握る鍵となりそう。
では、キャッシュレスポイント還元の利便性比較はどうか
キャッシュレス決済どれがお得
PayPayなど話題のスマホ決済アプリ(QRコード、バーコード決済)に、
シェア率No1のクレジットカードに、即時決済のデビットカード…… 世はまさに、大キャッシュレス時代!
キャッシュレスの基礎知識、各種サービス&オススメの使い方、難易度と還元率に合わせた3つのキャッシュレス決済術を紹介
6月1日~9日 最大20%還元「Payトク」|LINE Pay
「現金はオワコン。キャッシュレスにしないと損する」
キャッシュレス決済にすれば、支払い額に応じてポイントが貯まったり、銀行やATMでお金をおろす手間やコストが省けたり…… 現金払いより得することがいっぱいあります。
そこで今回は「キャッシュレスって気になるけど、よくわかんない」
「どのサービスを使えばいいの?」って人向けに、以下の3点を お伝えします。
- キャッシュレスの基礎知識やメリット
- キャッシュレス決済手段の種類とおすすめのサービス
- 難易度&還元率別! オススメのキャッシュレス決済
キャッシュレスの基礎知識
でも、日本の比率は20%以下。
ATMの管理費やお金をつくって流通させる費用、店舗側の現金管理費用(レジの管理や締め作業、つり銭の準備、防犯対策)など、現金払いはコストがたくさんかかる。
またオリンピックや万博に向けて、外国人観光客により多くのお金を使ってもらうために、経済産業省が「2025年までに、キャッシュレスの決済比率を40%まで高める」という目標を立ててる。
みんなに使ってもらいたいからお得な大盤振る舞いが行われます。
「キャッシュレスの大盤振る舞い」の例
例1:【終了】PayPay「100億円あげちゃうキャンペーン」
スマホ決済アプリ「PayPay」で期間中に支払うと、決済利用金額の20%相当が還元されたり、20回または40回に1回の確率で決済利用金額の10万円相当まで全額キャッシュバックされたりする、すんごいキャンペーン。開始から10日で終了した。
・100円ごとに1ポイント
・1000円ごとに5ポイント
といった、貯まりやすさの度合い(還元率)があって、カードやサービスごとに異なります。
「還元率が高い」と言われるものでも1.2%とかだから、20%ってのはマジですごい。
1万円使ったら2000円相当
ポイント還元の優遇を受けられるのは、PayPayみたいなスマホアプリだけではありません!
「2019年の10月まで」に自分に合うキャッシュレスを選んでおいたほうがいい理由がコチラ↓↓
例2:増税から東京五輪までの9か月、キャッシュレス決済の還元率が5%に!?
ポイント還元策は、クレジットカードや電子マネーなどで商品やサービスの代金を支払うと、中小店舗なら5%をポイントで還元するしくみ。フランチャイズ店でも2%を還元する。2019年10月から20年6月末まで9カ月間実施。出典:キャッシュレスのポイント還元、決済事業者100社超に | 日本経済新聞
「還元率が高い」って言われてるクレジットカードでも、高くて1.2%程度。
還元率5%=「100円使うと5円戻ってくる」って考えると「ショボい」けれど
買い物や支払いを全部キャッシュレスにして、100万円使ったら5万円も戻ってくる。
キャッシュレス化する6つのメリット
- 支払いに合わせてポイントが貯まったり、キャッシュバックがもらえたりする
- 会計がスムーズになる(小銭やお札を数えなくて済む)
- 銀行やATMで現金をおろす手間やコストがなくなる
- お財布が軽くなる(持ち歩かなくてよくなるかも)
- お金の管理がしやすくなる(家計簿いらず、お金の流れを把握できる)
- お金を落としたり、なくす心配がなくなる
キャッシュレス反対の理由ランキング
1位:浪費しそうだから
2位:お金の感覚が麻痺しそうだから
3位:お金のありがたみがなくなりそうだから
4位:現金は必要だから
5位:犯罪が多発しそうだから出典:2017年12月15日公表 博報堂生活総合研究所「お金に関する生活者意識調査」
私が使ってるデビットカードなら、家計簿をつけなくても「どこで、いくら使ったか」のデータが残るし、「今月使っていいお金」を別口座にわけて、その中でやりくり(後払いでなく、即時決済)してるから、使い過ぎることもない。今月分の残高や利用履歴は、アプリでいつでも確認できる。
現金が必要になったときも手数料無料でATMからおろせるし、セキュリティーがしっかりしてるから犯罪に巻き込まれる可能性も低い(盗まれたり、使われても不正利用補償がついてる)。
必要になったら、その都度ATMでおろしてる。
キャッシュレスにしたら数字で管理できる分、収支もわかりやすい。
現状維持バイアスといって、人の心は「未知なるモノ」や「変化によるリスク」を恐れて、現状維持しようとする傾向がある。
キャッシュレス決済には、どんなものがあるか?
キャッシュレス決済の種類
PayPayのようなスマホ決済アプリや、私が使ってるデビットカードは「まだ使ったことない」って人が多いと思います。
そこらへんのメリットや便利でお得なサービスをそれぞれ紹介していきます。
スマホ決済アプリ(QRコード、バーコード決済)とは?
スマホ決済アプリとは、スマートフォンのアプリとQRコード(バーコード)を使った支払いのシステム。
アプリに表示されるコードをお店のタブレットやバーコードリーダーで読み取ってもらうか、レジに貼られているQRコードをアプリで読み取って金額を入力すると、支払いができる。
またクレジットカードやデビットカードを登録して、財布からカードを出さずに、スマホで支払いができる。
支払いのタイミングは3種類あり、サービスによって異なる↓↓
- 事前に、銀行口座などからチャージしたお金で「前払い」
- 銀行口座やデビットカードと連携して「即時払い(引き落とし)」
- 登録したクレジットカードで「後払い」
スマホ決済アプリのメリット
スマホ決済アプリの例
サービス | 支払い方法 | ポイント制度 | 特徴 |
---|---|---|---|
PayPay |
前払い、後払い →銀行口座やヤフーカードからチャージしたり、登録したクレジットカードから支払い可能 |
PayPayボーナス →支払い額の0.5%還元 |
・ファミマやミニストップ、ビックカメラやヤマダ電機、HISなどで使える。個人商店や飲食店の加盟店も続々増えている ・地図から「この近くで使えるお店」を探せる機能がある |
LINE Pay |
前払い →銀行口座、セブン銀行ATM、LINE Payカードなどでチャージ可能 |
LINEポイント →0.5~2%還元 ※2019年7月末までバーコード決済だと+3%上乗せ |
・ファミマやローソン、ウエルシアやサンドラッグ、阪急・阪神百貨店やロフトなどで使える ・LINEアプリ内から使える。一部の公共料金が払える。LINEユーザー同士の送金や割り勘が便利 |
楽天ペイ |
後払い →楽天カードなどのクレジットカードを登録できる |
楽天スーパーポイント →支払額の0.5%還元 ※楽天カードなら1.5%還元 |
・スーパーやコンビニ、ドラッグストアや書店、家電量販店、飲食店や百貨店など使えるお店がとても多い ・楽天カードを登録すると、カードとアプリそれぞれでポイントが貯まる |
Origami Pay |
即時払い、後払い →銀行口座やクレジットカードを登録できる |
Origami ポイント →実店舗では使えない。アプリ内のオンラインショップで利用可能 |
・ローソンや吉野家、PARCOやアーバンリサーチなどで使える ・加盟店で使える独自の割引クーポンがある |
私たちユーザーにとっては、お得なチャンスがいっぱいです。
オススメのスマホ決済アプリ:PayPay
提供元:PayPay株式会社(ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社)
支払い方法:銀行口座やヤフーカードからチャージした残高(前払い)、Yahoo!マネー(前払い)、登録したクレジットカード(後払い)やデビットカード(即時払い)から選べる
還元率:PayPay残高(銀行口座からチャージした残高)、Yahoo! JAPANカードなら3%還元、その他のクレジットカードなら0.5%還元(支払金額0.5%または3%相当のPayPayボーナスが、PayPay残高に加算される。月3万円相当まで)
使えるお店:ファミリーマートやミニストップ、ヤマダ電機やビックカメラ、HISやモンテローザ系の居酒屋、個人商店など。アプリ内の地図から「近くで使えるお店」を探せる
なかじオススメの理由:使えるお店が多くて、操作が簡単。地図が便利。登録したデビットカードやクレジットカードで払えば「カードのポイント + PayPayボーナス」ポイントを両取りできる
さらに6月1日(土)~ 20回に1回の確率で全額戻ってくるくじ「PayPayチャンス!」が始まる(最大1000円、PayPay残高・Yahoo! マネー・Yahoo! JAPANカードのみ)
デメリット:PayPay残高へのチャージが銀行口座とYahoo! JAPANカードのみ
導入費用・決済手数料・入金手数料ゼロ円でキャッシュレス決済を導入できる。
※決済手数料:「読み取り払い」のみ2021年9月30日まで無料、入金手数料:ジャパンネット銀行なら永年無料。その他の銀行は2019年9月30日まで無料
Apple Pay、おサイフケータイとの違い
Apple PayやGoogle Pay、おサイフケータイは、携帯電話やスマホに埋め込まれた「FeliCa」というICチップを使う決済方法。非接触型決済(非接触IC決済)と呼ばれる。スマホの機種によって使えるものが変わる。
Felicaは、Suicaやnanaco、WAONのような電子マネーでも使われていて、セキュリティが高く、0.1秒という速さで決済できる(カードより会計がスムーズ)。
携帯電話やAndroidスマホで使えるサービス。携帯電話やスマホに埋め込まれた、キャッシュレス決済手段のひとつ。
モバイルSuicaやiD、nanacoなどの電子マネーやポイントカード、航空券や会員証など、おサイフケータイに対応する複数のカードを登録して使うことができるが、日本でしか使えない。
Google Pay
Androidスマホで使えるサービス。Suica、nanaco、楽天Edy、WAON、QUICPayを複数登録して使える。またTポイントとdポイントを貯められる。
Apple Pay
iPhoneやApple Watchなどで使えるサービス。SuicaやiD、QUICPayなどの電子マネーのほか、クレジットカード、プリペイドカード、搭乗券、ポイントカードやギフトカードを複数登録して使える。
Apple Payの便利さは、こちらの記事で
デビットカードとは?
デビットカードは銀行口座に直結していて、決済のたびに口座からお金が引き落とされるクレジットカードのようなもの。
口座に入っている額(残高)=限度額なので、使い過ぎてしまう心配がない。
銀行とVisaまたはJCBが発行するデビットカードなら、世界中の加盟店で使える。
※J-Debitと呼ばれるデビットカードは、利用できる店が少なく使える時間帯も限られているので、VisaデビットかJCBデビットかMastercardデビットを選ぶといい
デビットカードのメリット
- 支払いに合わせてポイントが貯まったり、キャッシュバックがもらえたりする
- 銀行口座からすぐにお金が引き落とされる(支払いが後回しにならない即時決済)
- 口座内にあるお金しか使えないから、使い過ぎない
- 「いつ、どこで払ったか」や収支のデータが残るので、お金の管理がラクになる
- 15~16歳(中学卒業後)から持てる。ほとんどのカードが審査不要
- キャッシュカードの機能がついているので、現金が必要なときも銀行やATMからお金がおろせる
高還元率なデビットカードの例
カード | メリット |
---|---|
楽天銀行 Visa/JCB おすすめはVisa |
|
住信SBIネット銀行 Mastercard |
・還元率0.8%(月間利用額の合計1000円ごとに8ポイント)
→ポイントは現金に交換可能 ・月2~15回までATM手数料無料、他行宛の振込手数料も月1~15回無料 |
オススメのデビットカード:住信SBIネット銀行のミライノ デビット(Mastercard)
発行元:住信SBIネット銀行 株式会社
支払い方法:住信SBIネット銀行の口座から即時決済(即引き落とされる)
還元率:すべての支払い方法で0.8%ポイント還元。付与されるのは「スマプロポイント」だが、1P=1円で500P以上から換金できる
使えるお店:Mastercardカードの加盟店(使えるお店)なら国内・海外問わず、どこでも(一部対象外の加盟店やサービスもある)
オススメの理由:還元率が高めで、ATM手数料や振込手数料が無料になる回数が多い
デメリット:高速料金、ガソリン代、インターネットのプロバイダ料金など、一部デビットカードでは払えないサービスもある
貯めたポイントを「1ポイント1円」として換金できるから、無駄にならないんだ。
住信SBIネット銀行 ミライノ デビット(Mastercard)
なかじがミライノデビットを使って、その良さをまとめ
還元率の高さで言えば、楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)もオススメ。
どこでも還元率1%(楽天市場で2%)になって、貯めたポイント(楽天スーパーポイント)をデビットカードでの支払いに使える。ただ、お金をおろすときや振り込むときに、住信SBIネット銀行よりも手数料がかかりやすい。
プリペイドカードとは?
スーパーやコンビニで買えるiTunesカードやGoogle Playカード、いきなりステーキの肉マネーギフトなどは金額が決まっているプリペイドカード。
最近では、クレジットカードが発行できない若者向けの「LINEPayカード」や脅威の高還元率(2%)を誇る「kyash」などチャージ式のプリペイドカードが登場している。
財布に入れて持ち歩くリアルカードだけでなく、オンラインの買い物や支払いに使えるバーチャルカードを発行できるサービスもある。
プリペイドカードのメリット
例:LINE Payカード
国内外のJCB加盟店で使える、JCBプリペイドのひとつ。LINEアプリからすぐに無料で発行できる。
コンビニや銀行口座からチャージでき、残高が設定された最低残高を下回った場合、口座から自動でチャージできるオートチャージ機能もある。
使うたびに0.5~2%のLINEポイントが貯まる。
オススメのプリペイドカード:kyash
発行元:株式会社 Kyash
支払い方法:コンビニや銀行のATM(ペイジー)、セブン銀行のATMからチャージできるほか、クレジットカードやデビットカードを登録すれば不足分が自動的にチャージされる(カードで指定した金額をチャージすることも可能)
還元率:2%(1回の決済ごとに2%がキャッシュバックされる。一部対象外の取引もある)
使えるお店:Visaカードの加盟店(使えるお店)なら国内・海外問わず、どこでも(一部対象外の加盟店やサービスもある)
オススメの理由:リアルカードの還元率が2%でキャッシュバック(ポイントを交換したり、使うお店を探すが必要ない)。審査不要でスマホアプリからすぐ発行できる。クレジットカードを連携するとオートチャージが使えて、ポイントの二重取りも可能。
デメリット:1回あたり利用限度額や月間・年間利用金額に上限がある(例:1回あたり、バーチャルカード:3万円 | リアルカード:5万円 まで)
※商品券や電子マネーなど一部キャッシュバック対象外になるものもある
ウォレットアプリ Kyash – いつものお支払いを2%お得に
kyashに住信SBIネット銀行のデビットカードを登録して払うと、住信SBIネット銀行(現金に交換できるポイント:0.8%)とkyash(キャッシュバック:2%)のポイントの両取りができる。
デビットカードは銀行口座から即引き落とされるから「カード払いは使い過ぎが心配」という人も安心。1日や1か月ごとに利用限度額を設定することもできる。
Visaカードが使えるお店やオンラインの支払いで、基本的にどこでも使える。
kyashのリアルカードは「24時間あたり5万円以下」「1回あたり5万円以下」「1か月12万円以下」という利用限度額があるので、限度額を超えた分はデビットカードで支払えばいい。
決済記録や口座にある残高をアプリで管理できるから、お金の管理がしやすくなる。決済のたびに利用通知が届くから、不正利用も気づきやすいし、アプリからすぐに利用停止できる。
ミライノ デビット(Mastercard)| 住信SBIネット銀行
ウォレットアプリ Kyash – いつものお支払いを2%お得に
利用者数暫定1位のキャッシュレス決済=クレジットカードのことも振り返っておこう。
クレジットカードとは?
クレジットカードは、利用できる店舗数が多く、現状最もメジャーなキャッシュレス決済手段。ポイント還元やキャッシュバック、各カード独自の特典などが充実している。
銀行やカード会社、百貨店が発行するカードなど種類が豊富で、ポイントや優待もカードによって異なる。
発行には審査が必要で、原則的に18歳以上の社会人でないとつくれない。
クレジットカードのメリット
カードによっては、デビットカードよりも高い還元率でポイントがつけられる。
高還元率なクレジットカードの例
カード | メリット |
---|---|
JRE CARD Visa/JCB/Master Card |
|
楽天カード Visa/JCB/Master Card/American Express |
|
リクルートカード Visa/JCB/Master Card |
|
イオン銀行 Visa/JCB/Master Card |
|
※JCBカードはPayPayやkyashに登録できない
|
カード選びのポイントは、大きくわけて3つ
- 年会費や発行手数料の低さ
年会費が無料じゃなくても、ポイントで相殺して無料にできるテクがあったりする
- 還元率の高さ
よく使う店で1%以上だと嬉しい
- 自分に合う特典や優待
レジャー施設や映画館の割引、駐車場や空港ラウンジ、ロードサービスが無料になるカードも
オススメのクレジットカード:JREカード
支払い方法:後払い(利用月の翌々月)
還元率:通常0.5%ポイント還元。Suicaのチャージで1.5%還元。アトレやグランデュオなど駅ビルやJRE MALLでの買い物は3.5%還元になる。付与されるのは「JRE POINT」で駅や駅ビルでの支払いやSuicaへのチャージに使える
使えるお店:国際ブランド加盟店(使えるお店)なら国内・海外問わず、どこでも(Visa、JCB、Masterのうち、いずれかを選ぶ)
オススメの理由:電子マネーのSuicaにチャージすると1.5%還元、駅ビルで3.5%という高い還元率。Suica + Suica定期券 + JRE POINTカードの機能が1枚にまとまる
なかじがJRE CARDのスゴさをまとめた記事
電子マネーとは、ICカードやおサイフケータイなどにお金のデータ(電子マネー)を記録して使うサービス。
ICカードやスマホで、タッチ(かざすだけで)決済が可能で、スマホ決済アプリやカードよりも支払いがスムーズ。
あらかじめチャージして使うプリペイド型が多いが、クレジットカードを連携させてオートチャージできるサービスも多い。
電子マネーのメリット
電子マネーの例
電子マネー | メリット | ポイント |
---|---|---|
Suica |
JRや地下鉄、バスなどの交通機関や駅ナカだけでなく街でも使える店が多い。ビューカードからチャージすると還元率が1.5%になる JREカードなどビューカード(Suica一体型)を使うとさらにお得 決済音は「ピピッ」 |
JREポイント →100円か200円ごとに1P ※JRE POINT WEBサイトでSuicaを登録しないと貯められない |
nanaco |
セブン&アイ・ホールディングス系列を中心にいろいろな店で使える。対象の店舗で5%オフ、ポイント2倍など独自の特典がある セブン銀行やセブンカード・プラス(nanaco一体型)を使うとさらにお得 決済音は「シャウワピッ」 |
nanacoポイント →100円ごとに1P |
WAON |
イオン系列を中心にいろいろなお店で使える。対象の店舗でポイント2倍や5倍などの特典を受けられる イオン銀行やイオンカード(WAON一体型)を使うとさらにお得 決済音は「ワォンッ」 |
WAONポイント →200円ごとに1P |
楽天Edy |
スーパーやコンビニなど全国の加盟店で使える。おサイフケータイとしても使える。ポイントプラス加盟店では還元率が1%になる特典がある 楽天銀行や楽天カード(楽天Edy一体型)を使うとさらにお得 決済音は「シャリ~ン」 |
楽天スーパーポイント →200円ごとに1P |
docomoと三井住友カードの電子マネーiDは、iD対応のクレジットカードやデビットカードを登録して支払う後払い(ポストペイ)型。チャージの必要がない(プリペイド型やデビット型もある)。
おサイフケータイやApple Pay、Google Payの対応機種なら、カード情報を登録してスマホで使える。iD搭載のクレジットカードでも使える。
カード払いできないお店でも、カードをiDに登録しておけば支払いができる。決済音は「タントン」。
JCBの電子マネーQUICPayもクレジットカードやデビットカードを登録して支払う後払い(ポストペイ)型。チャージが不要(プリペイド型やデビット型もある)。
おサイフケータイやApple Pay、Google Payの対応機種であれば、カード情報を登録してスマホで使える。QUICPay搭載のクレジットカードなどでも使える。
カード払いできないお店でも、カードをQUICPayに登録しておけば支払いができる。QUICPay払いにすると割引になるお店もある。決済音は「クィックペイ」。
私はSuica一体型のビューカードを使ってるから、オートチャージで1.5%還元されるし、改札でも残高不足で止まらない。
ただのSuicaを使うよりは、さっき紹介したJRE CARDみたいにクレカや定期券の機能がついているもののほうが、便利でお得!
なかじがSuica一体型のクレジットカード「ビューカード」16枚を比較した記事
キャッシュレス決済全体で、オススメは?
難易度&還元率別! 3つのキャッシュレス決済術
初心者にオススメ:デビットカード
「キャッシュレスデビューしたい」「ポイント二重取りとかめんどうなのはイヤ!」「カンタンで、どこでも使えるやつがいい」という人には、デビットカードがオススメ。
デビットカードは、決済のたびに口座から引き落とされるから「今月使っていいお金」の範囲内でしか買い物できない(使い過ぎない)。
「それでも心配」って人は、1日や1か月ごとに利用限度額を設定することもできる。
割り勘とかカード払いできない店で現金が必要な場合は、ATMからお金をおろせばいい。
住信SBIネット銀行なら、利用できるATMがたくさんあって月2~15回までATM手数料無料。
自分の貯金や家族の貯金は、あらかじめ別の口座に入れてあるから、貯金分を使ってしまう心配もない。
スマホで残高をすぐ確認できるし、使うたびに「どこで、いくら使ったか」のログが残る(メールも届く)から、お金の管理がめっちゃしやすくなったよ!
ミライノ デビット(Mastercard)|住信SBIネット銀
ひと手間かかってもいい人にオススメ:デビットカードをkyashのリアルカードに登録して使う
デビットカードを使うだけじゃなくて「もうひと手間かけてもいいから、還元率を上げたい」って人には、デビットカードをkyashのリアルカードに登録して使うやり方がオススメ。
たとえば、kyashに住信SBIネット銀行のデビットカードを登録して払うと、住信SBIネット銀行(現金に交換できるポイント:0.8%)とkyash(キャッシュバック:2%)のポイントの両取りができて、還元率を2.8%まで上げられる。
kyashのリアルカードは「24時間あたり5万円以下」「1回あたり5万円以下」「1か月12万円以下」という利用限度額があるので、限度額を超えた分はデビットカードで支払えばいい。
ウォレットアプリ Kyash – いつものお支払いを2%お得に
とにかく還元率を上げたい人にオススメ:高還元率なクレカをkyashに登録 → kyashをPayPayに登録して支払う
「手間がかかってもいいから、高還元率なキャッシュレス決済がいい」という人には、高還元率なクレジットカード + Kyash + PayPay の合わせ技を紹介したい。
たとえば、還元率1.2%のリクルートカードをkyashに登録してから、kyashのリアルカードをPayPayに登録してスマホ決済すると ↓ のようにポイントを三重取りできる。
リクルートカードのポイント
→リクルートポイント(Pontaポイントやマイルに交換可能):1.2%
kyashのキャッシュバック
→2%
PayPayのポイント
→PayPayボーナス:0.5%
=合計:3.7%
※ただしkyashはPayPayで「本人認証」ができないため、過去30日間で5000円までしか決済できない
PayPayが使えない店は、kyashで支払えばいい。kyashの限度額を超えたらPayPayに登録している高還元率なクレジットカードを登録して使えばいい。
年会費や発行手数料不要かつ、還元率の高さだけで考えるとリクルートカードがいい。
発行元:VisaとMaster cardは、三菱UFJニコス株式会社。JCBは、株式会社ジェーシービー
支払い方法:後払い(翌月)
還元率:すべての支払い方法で1.2%ポイント還元。付与されるのはリクルートポイント
使えるお店:Visa、Master card、JCBカードの各加盟店(使えるお店)なら国内・海外問わず、どこでも(一部対象外の加盟店やサービスもある)
オススメの理由:どこでも高還元率(1.2%)なのに、年会費無料。海外旅行保険も利用付帯
デメリット:ポイントの使い道が少なめ。貯まるのは、じゃらんやホットペッパービューティーなどで使えるリクルートポイント。Pontaポイントに交換もできるけど、そのポイントが使える店も多くはない(ローソン、大戸屋、ケンタッキー、トモズ、ビックカメラ、マイルに交換など)。
キャッシュレス決済の3つのデメリット(不安)は解消できる
1.カード盗難や情報の流出、不正利用が怖い
PayPayを使ったクレジットカードの不正利用事件が起きたのは、PayPayの支払い用に登録するクレカの情報のうち、3ケタのセキュリティコードの入力回数に制限がなかったから。
・カード番号とセキュリティコードを総当たり方式で試されて当たっちゃった人
が被害に遭ったみたい。今は、数回間違えるとロックされるようになった。
今後は、PayPayだけじゃないキャッシュレス決済の不正利用対策も強化されると思う。
私たちにできるのは「明細をよくチェックする」こと。
カード利用ごとにメールが届く「利用通知サービス」を提供しているカード会社もあるから、確認してみて(住信SBIネット銀行のデビットカードは利用通知メールが届く)!
またクレジットカードやデビットカードは、盗難にあったり紛失してしまっても、すぐに利用停止できる。
損失の補償もあるから、現金を取られるより被害のリスクが少ないよ。
2.使い過ぎそうで怖い
プリペイド式(チャージ式)のものや、即時決済のデビットカードを登録できるサービスを利用すれば大丈夫。データが残るので、お金の管理がしやすくなる。
3.電源が切れたり、電波が届かないと使えない
2018年12月に起きたSoftBankの通信障害みたいに電波が届かなくなったり、電源が切れてしまうとスマホ決済アプリや、アプリ型の電子マネーは使えなくなる。