リョウガのページ

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姉妹都市の実態

近郊の近くの区役所にモニュメントがあって、こう書かれています。

「1994年、ウエリントン市と当市は姉妹都市として提携しました。ウエリントン市はニュージーランドの首都で海と丘陵地に囲まれた緑と坂に多い美しい港湾都市です。

マリオの伝統文化とイギリス文化が共存し、開かれた国際都市として発展しています。市の名前はイギリスのウエリントン公にちなんで名づけけられました」わが町は、ウエリントン市のほか、アメリカのバークレー市と中国の連雲港市と姉妹都市提携を結んでいる。

一般市民には、あまり馴染みのない都市である。同じ町内に住む市会議員から、これら3都市と提携した経緯を聞いたことがあるが、ずいぶん前の事なので忘れました。ただ、こんなことをちらっと漏らしていたことは記憶に残っている。

「すぐ近くの国の都市と姉妹都市になったら、将来的に気まずくなる可能性がある。人類は、近くの国・隣国とは必ずもめ事を起こすので。したがって、出来るだけ遠くの離れた国の都市を提携相手に選ぶにです。」と。

姉妹都市というのは時おり耳にする言葉ですね。ウイキペディアなどによると、文化交流や親善を目的とした地方自治体どうしの関係を指す。友好都市や親善都市とも呼ばれる。

姉妹都市を規定する国際的な統一基準はなく、日本国内でもこれを定めた法律はない。両首長による提携書があること、交流分野が特定のものに限られないこと、議会の承認を得ていることの3要件を満たしたら姉妹都市となるらしい。

具体的なメリットとしては、行政間での交流のほか、市民団体などの訪問交流、留学生の派遣や受け入れなどがあるらしい。多数の市民がメリットを享受できるものではないようだ。せっかく提携したのだから、その都市に安く旅行に行けたり名産物が安く買えたりできたらいいとは思うんですが。

日本の自治体と姉妹都市提携している都市が多い国の1位はアメリカで449.

以下、中国364、韓国「163、オーストラリア108、カナダ70、ブラジル57、ドイツ53、フランス52、ロシア45、ニュージーランド43と続く。

さきごろニュースを見ていたら、韓国人旅行客が以前の1割のどに激減したという観光地の店のインタビューが映し出されていた。

その中で店の人は「韓国の自治体と姉妹都市提携もしているのに、その効果はなかったね」とも語っていた。

困っているときほど見捨てずに助け合うのが友好関係のはずだが、そんな期待は露ほど出来ないくらい、韓国との関係悪化は最悪レベル。隣国との付き合いはととても難しい。