リョウガのページ

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「質問する力」って、とっても大切なことの理由

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こんばんは、

皆さんは、社会の方も多く見られると思いますが

「質問する力」って、とっても大切なことだと思いませんか?

よくダメな人がよくする、分からないのに分かった様に振舞って

次に進もうとする人いませんか。

分からないことを、恥ずかしがったり、

変なプライドがあって、「質問しない」人がいかに多いことか。

今日は、同質問でも、全く違った質問力について説明しますね

では、早速いきましょう

 

ある営業マンが取引先に訪問しました。

その際に、営業の話は一切せずに、

趣味や娯楽の話ばかり質問攻めにしました。

当然相手は不思議に思うが、

営業の話ではなく、趣味の話だからとつい

乗せられ饒舌(じょうぜつ)になる。

そしていよいよ営業の話に移るかと身構えると

結局最後まで営業の話は一切しないで帰って行ったー。

 

この話の意味するところは何でしょう?

この意味するところは、ビジネス(利害関係)で

最も大切なことは信用であるとして

営業現場の担当者レベルでまず

信頼関係を築くことです。

そのためには、営業ありきではなく、

お互いのこと、趣味にまで踏み込んだ人間関係を築くことから始まめなければなりません。

そして、ある程度人間関係が作ることができれば

商談がしやすくなる。

冒頭の営業マンが営業の話を一切せずに帰った

理由もうなずける話です。

 

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経済団体が主催したリモート講演会で

「最高の結果を引き出す質問力」と題した講演をした

脳科学者の茂木健一郎氏は、

こうした営業の手法はマニュアル化しにくく

実践の場でつちかわれ、会得するスキルであると解説していて

日本の偏差値教育制度に弊害があると指摘しています

偏差値はあくまで、統計的な数値に過ぎず、

小中高では今なお推奨されている

ごく短い一時の成績で偏差値が決められ、

進学する高校や大学が決まってしまう。

例えば、日本のFランクの大学なら誰でも入れる難易度が

低い大学だが、

アメリカのハーバード大学も同じFランクなんです。誰でも

入学できます。

しかし、日本の大学なら簡単に卒業できても、

ハーバードはそうはいきません。

必死に勉強して、結果を出さないと卒業できないんです。

 

何が違うのか。

最も重要視されるのが自分の頭で考え

答えを出す、オリジナリティーが求められるんです。

自分が学び、得た知識を駆使して、

新しいものや考えを生み出す力が求められてるんです

そのためには、知らないこと、未知なるものに対して

積極的に知ろうとする努力、

言い換えれると 「質問力」を養うことが重要だ、

と締めくくっています。

 

元メジャーリーガーのイチロー選手は現役時代

試合後のロッカールームで取材を受ける際、

「質問のある記者だけどうぞ」と入室を制限していました

つまり、囲み取材を排除していたのです。

自ら質問せず、他の記者の質問した内容をなぞるだけの記者を

イチロー選手は認めていなかったんですね

ビジネス業界に身を置く者としては何とも耳の痛い話ですね

と、同時に他人事と済ますことなく、

皆さんもこれを肝に銘じて、日々のビジネス活動に励んでください。