リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

スピードとYESか仕事のスキルを変える

最近読んだ中で一番おもしろかったにのは、

どんな凡人でも何故かうまくことが運ぶ成功法則の本。

著者は美容界を販路とする商社に身をおき、

業界トップの営業マンになった人。

学生のころは、落ちこぼれて定時制の高校に入るも遊んでばかりいたため

2度の留年を経験した。

したがって、高卒後はなかなか定職がみつからなかった。

何社目かにであった会社が今の職場。

このままではいけない、変わりたい、と思ったその日から自分自身に

掟を課した。

無い知恵を絞って、それらを実践することにより、どん底から這い上がり

今の成功にたどり着いた。

そんなに都合のいい成功法則があるのか?

そう思われても仕方ない。でも、1つ1つ読んでいくと、私も実践している

ことがあったりする。

これは仕事の質で勝負するものではない。

何のスキルもない凡人がいきなり仕事の質で勝負するのはやめた方がいい。

掟の1つは、ダッシュの法則。

文字通り全力で走ることだ。たんなるお使いでもダッシュでこなしていくと

これだけで大半の競争相手を置き去りにできる。

彼がまだ営業成績が低かったころ、訪問先のたばこが切れた。

出入り業者として代わりに買ってくるのは普通のことだから、

近くのコンビニに向かった。

往復徒歩5分の距離。

ここで5分かけて歩いて戻ってきても、ありがとうで終わる。

彼はコンビニへ行く時も戻るときも猛ダッシュしたのだ。

1分でたばこを買って戻ってきた。

美容師は驚いた。「もう買ってきたの!早いね、ありがとう!」

と感激。以降、こちらの名前を覚えてくれて注文量が大きく増えた。

 

たったこれだけのことが、それからの彼の自信につながった。

スピードは強烈なインパクトを与える。

なにも彼をまねて、本当に猛ダッシュする必要はない。けがをするから。

速歩歩きが良い。普段から速歩で移動することを心がけると、

それだけ他人より1歩2歩先んじることができる。

 

2つ目は、なにがなんでもYESの掟。

頼まれたら常にYESで応じること。

NOとは言わない。彼は1年365日をYESで過ごしているという。

これでは大変なので、週に1回は何が何でもYESの日を作ることを

推奨している。

だれしも、未知の分野の仕事を頼まれたら尻込みする。そしてNOと返事をする。

これでは、いの中の蛙に終わる。

今日1日はどんなことを頼まれてもYESと承諾する日を決めるだけで道は開ける。

それが成功への1歩となる。

なぜなら、未知のことにチャレンジするときは、どうやったらこなせるかを

真剣に考えるから。

そして本気で取り組む。

何のスキルはどなくとも、スピードとYESだけあれば今の自分の枠や

限界を超えることができるのだ。