リョウガのページ

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クールビズ 軽装化 やりすぎ でも脳活性化

今年の夏はとても暑く37℃から40℃まで気温が上がっていますね。台風がきたとはいえ、その後のとても暑い毎日を見変えています。世界平均気温が1℃上がったこともニュースになっています。ああ暑い・・・

今日は、暑さに対抗するクールビズについて話してみましょう。

三井住友銀行は本店(東京都千代田区)勤務の約3500人の光陰を対象に、7~8月の夏限定でTシャツ、ジーパンなど軽装での勤務を認めています。働き方改革の一環で、リラックスして働けるよう環境作りを目指す。対象は本店に努める総務部門や市場部門など顧客との接点がない行員で、行内で評判が良ければ営業部門や全国の支店に広げていくことも検討する(26日付け毎日新聞)。

環境省主導のもと、クールビズが提唱されたのは2005年のことです。あれから14年、夏場の軽装はすっかりビジネスシーンに定着した。それでも金融機関は「お堅い」イメージが強く、軽装とは程遠いポジションにあると思っていたが、一般企業に先駆けて取り組むとは時代も変わったものだ。しかもTシャツ、ジーパンときた。昨今環境省が提唱するスーパークールビズのポロシャツ、チノパンよりも一段階上のレベルの軽装で、なんの肩苦しさを感じることのない、まさにリラックスできる服装だ。

「そんなリラックスできる服装で仕事なんて」と察する年配者の考えもわからないでもないが、脳科学的にも身体はリラックスしているときの法が仕事は捗る、より良いパフォーマンスを発揮できると実証されている。

確かにそれはそうだろう、暑苦しかったり、服装に締め付けられたりと脳が不快な状態で仕事が捗るはずがない。現実的に時代の先端を走るIT業界の多くの新興企業には社員の服装規定なんてものはなく、自由な服装で働いている。アパレル通販トップのゾゾタウンも社員の服装は自由で、社員自ら服を楽しんでいる。

そもそも仕事で携わる者は、毎日自分で服を選んでこそセンスが磨かれる。

無論、繊維産業にとって仕事着の自由化は大チャンスでもある。特にメンズだ。日本のメンズはとにかくファッションにうとい。学生時代は制服、大学時代はジーンズ、社会人になってからはスーツと盲目的に着てきた者たちは、服選びに頭を使ってこなかったから、そもそも服に興味はない。真剣に服を選ばずに生きてきたから、普段着の着こなし、カネの使い方すら知らない。だから、シンプルなユニクロに行き着く。ファッションの自由化が進めば、周囲からださくは思われたくない自尊心や虚栄心から、オシャレ心に火がつく若者は増えるに決まっている。オシャレに覚醒した若者は数年後、数十年後もファッションにカネを使い続けてくれる。オシャレ人口の増加に伴い、自ずと繊維産業が隆盛するでしょう。

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