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フェイスブック仮想通貨「リブラ」の通貨発行権の覇権の強大さ


こんにちは。

私は、フェイスブックをアップしていますが、フェイスブックの仮想通貨リブラが話題ないなっています。ということで

今日は、通貨発行権についてお話しましょう。

モンゴル帝国は、チンギス・ハンが1206年に建国しました。

その後徐々に領土を拡大、孫のフビライ・ハンの代には元王朝を名乗って、人類史上最大の帝国を築きました。

その広さはハンパではない。東部欧州からトルコ、シリア、アフガニスタンチベットミャンマー、中国、朝鮮まで、ユーラシア大陸を横断する一大帝国。

領土面積は3300万平方キロメートルと地球上の陸地の約25%を治めた。人口は1億人を超えていたといい、地球の人口の4人に1人が元の国民でした。

これだけ広すぎて人口が多すぎたら統治は大変です。やがて帝国には分裂の兆候が現れ始める。

フビライ・ハンは大いに悩んだ。軍事力での統治は投低無理なくらい国は肥大化した。行政監督力を強化するしかない。

ほどなくして、「紙は剣より強い」ということを学びます。

権力者には通貨発行権がある。それをうまく利用することで、自身と自国の繁栄につながるのである。

軍事力を頼るより簡単だ。なにせ、通貨発行権を背景にして紙幣を印刷すれば済むのだから、こんな楽なことはない。

 

1260年、フビライ・ハンは紙幣 ” 中統鈔 ”(ちゅうとうしょう)を発行する。

そしてこれを国内で流通することが出来る唯一の紙幣だと宣言した。

全国民に使用を強制して、従わない者には罰を与えた。偽造したら死刑だし、その告発者には報奨を与えた。

小銭としての青銅銭を排除すべく少額紙幣も発行した。さらに

貿易において金銀の使用を禁止したばかりか、元を訪れる外国の貿易商から金銀を没収するといった徹底ぶりだ。

古い紙幣を廃棄するときには、役人による横領を防ぐため大衆の面前で燃やすなどして紙幣の信用性を高めた。

紙幣はみるみるうちに全土に流通して、帝国は単一貨幣のもとで統一が強化されたのだっだ。

以降滅びるまでの80年余り、元の通貨が世界の基軸通貨となった。

元の通貨は優れものだ。いかなる物資にも裏付けられていないペーパーマネーが基軸通貨になったのは人類史上2回だけ。

フビライ・ハンの紙幣と、米国による金ドル交換停止(1971年)から現在にいたるまでの期間です。

元の紙幣は、それくらい安定した価値を保っていたんです。

そんな元でもインフレは発生しました。これに対処すべく人類史上初のデノミ政策を行ないました。発案した財務官僚はモンゴル族ではない人物だったという。人種にとらわれず重要ポストへ優秀な人材を登用していたフビライ一族のグローバル感覚も優れていた。

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フェイスブックが仮想通貨リブラの発行延期に追い込まれました。フェイスブックの利用者は世界で約27億人にのぼるというから、地球の人口の4人に1人が利用していることのなります。

この人たちがリブラを使い始めたらどうなるか。

通貨発行権を握る世界の権力者たちが震え上がったことは想像に難しくない。リブラが一斉にバッシングを受けた理由に合点がおきますね。

今後どうなるか見ものです。

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