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コロナバブルでわかった国の借金の実態。嘘ばっかり・・・・

国の借金

国の借金という嘘ー1000兆円を日本に貸したのは誰か答えられますか ...

財務省が2月10日に発表した「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」 によると、国債と借入金、政府短期証券の残高を合計した

「国の借金」 が2020年12月末時点で1212兆4680億円と、過去最大となったことがわかった。

これについてマスメディアは、昨年8月1日時点の日本人の人口(1億2333万人)で割り算して 「国民一人当たりの借金は約983万円」と報道していました。

いい加減聞き飽きましたが、本当に失礼な言い草だ。

これまではまるで「国民のせいで借金が増えて財務破綻する」かのような誤解を招きかねないからです。これが増税の口実にされてしまうのだから悪質です。

ここ金融庁の発表は「日本国政府の借金」についてです。この借金総額1212兆円の約86%を国内で募集された国債が占めています。これは日本人同士の貸し借りであって、銀行や生保が国民から集めたお金で購入したものです。私たち国民一人ひとりが債権者だといっても過言ではない。

普通国債の利払いや償還の財源は一応税金ということになっていますが、だからといって、言うに事欠いて、政府の借金を国民の借金であるかの如くすり替えるような詭弁はあまりにもナンセンスです。

人事院によると2017年度の国家公務員の総数は約58万4000人だから、一人当たりは約20億7600万円だ。「今すぐ耳をそろえて返せ!」といってやりたい。

ところが実を言うと、自国通貨建ての国債はその気になれば意外と簡単に返すことができます。政府は固有の 通貨発行権 を行使して、日銀に新規通貨を増刷させるだけでいいんです。財源など気にする必要はなくて、増税も不要です。

近年はアベノミクスで金融緩和が行なわれ、現在もコロナ対策資金で新規国債の発行が増加しましたが、その多くを日銀が直接引き受けてます。日銀はこれまでも、国債を銀行から買い上げて資金供給することで世の中のお金の量を調整した(買いオペ)。日銀は政府の子会社のようなものだから、連結決算にすれば日銀が持っている国債はあっという間にキレイに相殺してしまえるんです。

ついでに言うと「子孫にツケを回すな」も詭弁です。

国債は子孫に相続できるし、国債で作った橋や道路などのインフラは世代を超えて役立てられるからです。

貸借対照表で負債が増加したら反対勘定で必ず資産が増加する。

日本政府の負債は日本国民の資産です。貸し方と借り方は表裏一体で必ず均衡するのが世の常です。

政府は主権者である国民に奉仕するために存在する。国民が黒字になるこの際、政府は赤字でもよろしい。

通貨発行権がない地方自治体や民間企業と同列に判断すべきではありません。

政府単体の財政の黒字化に固執するあまり、増税で国民に犠牲を強いるのは本末転倒だ。

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