リョウガのページ

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あおり運転対策のドライブレコーダー

車に取り付けて周囲の映像を記録するドライブレコーダーの売れ行きが絶好調です。

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今年7~9月の国内集荷台数は前年同期比52.4%増の131万5146台で、四半期ベースでの過去最高記録となった。

電子情報技術産業協会の公表数字)

あおり運転が大きな問題となった事をきっかけに、販売が大きく伸びた。車の運転は常に危険と隣り合わせ。

自分がどんなに注意して安全運転をしていても、いつ何時無謀な運転をする相手に遭遇してもおかしくない。もらい事故は一定の割り合いで発生しています。自衛にための必須アイテム。

万一の際には威力を発揮する便利なドライブレコーダーだが、注意点がいくつかあります。

 

つい最近、知人が交通事故に遭遇した。安全運転の高い彼が自分の車にドライブレコーダーを装着したのは約15年前。

当時は価格が高かったこともあり、ドライブレコーダーが搭載されている車はほとんど無かった。今回の事故の映像を見せてもらうことになった。彼のかわりに、事故の瞬間を写した映像を保険会社へ提供するために。

というのも、機械オンチの彼はドライブレコーダーをつけたはいいが、映像の再生方法がわからないという。だから、事故処理に駆けつけた警察にも映像うを提出していない。中に入っているSDカードを取り出して、パソコンで再生するだけなのに。

さっそくSDカードの中身を見たところ、データが記録された日付がずらっと並んでいる。ところが、最終記録日が3年前で止まっていた。しかもそれらのデータはなぜか、動画ではなく写真ばかり。つまり故障していて役に立たない。聞かば、この15年間、ドライブレコーダーのメンテナンスは1度もしていないとうい。SDカードも入れっぱなし。それだけ長時間放置したら不具合も生じるだろう。ドライブレコーダーを付けたところで安心してしまってはいけない。精密機械なのだから、定期的なメンテナンスは欠かせない。それとドライブレコーダー選びで注意したいのは、前方のみを写すのではなく、後方も写すタイプを選ぶこと。

 

ドラーブレコーダーは、いざというときの瞬間のみを写すだけでいい。その映像を事故直後に当事者・警察が見たら事故の解決がスムーズに進む。車体だ何らかの衝撃を受けた場合は、その際の映像が半永久的にSDカードに記録される機能がある。

開発者にしてみれば、胸を張りたいところだろう。

だが、ユーザーにとってこれは時におせっかいなシロモノとなる。なにせ衝撃に敏感に反応しすぎて、車体にネコが飛び乗っても映像が残るのだから。

こうして記録あされた映像で、SDカードはすぐに容量がなくなる。その度にSDカードを初期化せねばならない。

もしも初期化するのを忘れた状態で事故に遭遇したら、役に立たないし、機能が多すぎるものやっかいです。

購入するならシンプルなものを。