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仕組み

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032.『仕組み化』 | 売れる仕組み 実践会

インターネットで 仕組み を知らない人間ほど理不尽なクレーマーになりやすい という書き込みを見て、つい納得してしまいました。

理不尽なクレーマーになりやすい人には日頃の生活から 「なぜ?」 と考える週間が抜けていて、物事の因果関係を把握できていないため、怒りの矛先もおかしく、他人に理不尽を押し付けやすいというものです。バスが道路工事や事故のせいで到着が遅れたのに、運転手のせいにしようとする乗客のことです。

私はこれまでに納得してしまったのは、実は 仕組み を知らないばかりに友達がクレーマーになってしまったからです。

田舎の知り合いが隠居中で家を売却することのなったんですが、不動産やが家の戸籍が無いといってきたんです。これを聞いて銀行の住宅ローンを使わず、自己資金で親戚の工務店に建ててもらったらしいんですが、建物の登記ををしていなかったらしいく、不動産取引とは無縁の人生を過ごしてきた年寄りにわかるはずも無く、わかろうとする気もない。だから不動産屋はあえて戸籍になぞらえて説明したんでしょう。必要書類をそろえて土地家屋鑑定士と司法書士に依頼すればあとからでも建物の登記は可能です。田舎では良くあることです。

話によると、不動産やから登記手続きの便宜を図ってもようが、その場合登記費用など実費を売買価格から差し引くことになると言われたそうです。すると不慣れな交渉に偏っていた知人はこの期に及んで俺様の家にケチをつけて値切ってきやがった。悪徳業者で。と激怒したらしい。

そればかりか町役場に「まで 何でちゃんと登記しなかったんだ! と怒鳴り込んできたようです。その物件は自治体の開発公社が造成したUターン者向けの新興住宅地だったからです。

公社は売主として土地の所有権移転登記の手配はしたが、建売ではないため建物の登記は公社の仕事ではなく、明らかに言いがかりです。

そして登記が無くても買ってくれる不動産やを捜せばいとインターネットなら簡単だろうと無茶振りしてきたんです。

そこで、車検証が付いていない中古車なんか誰が買うんだ。そんな車を売る業者が信用できるか。と答えた。

すると相変わらず納得のいかない様子だえいただ、若いときにドライバーやエンジニアの仕事をしていたこともあってなんとなく理解してもらえてようです。

理不尽なクレーマー論するには、その人がよく知っている仕組みに例えて、物事の因果関係を把握してもらうしかないでしょうね。ただ、冷静でない相手に正論をぶつけると逆上しなけない。端から理解する気もない人もいるよので厄介ですね。