リョウガのページ

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金欠病から抜け出すことの対処法

こんにちは。

今日は算数のお話。

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ことあるごとに思考回路が割り算だと金欠病から抜け出すことは難しい。という話し。

ある方が会社を清算しました。

借金を重ねて資金繰りを回してきたが、これ以上借りるアテがなくなったという。金融機関一軒あたりの借金は小口の部類だが、積もり積もって莫大な金額に達していました。よくよく話を聞くと某地銀の融資は月返済額は10万円で、これなら返済は楽だと思い借りることにした。

その数ヵ月後、運転資金として信用金庫に融資を申し込んだんです。こちらの月返済額は5万円。

たいしたことはないと考えて借りたんです。返済日は地銀のそれとはずらしたので、負担が重いとは感じなかった。この時点で借金総額は1000万円を超えていたのに、ひと月の返済がいくらになるのかを強く意識してしまった。

 

借金を割り算すると大きな落とし穴にはまる。

ここで、借金の総額と冷静に向き合うべきだった。そうすることで、ひと月に15万円返済するとなると大変だと感じ、借金を重ねるよりも事業のリストラに向かいがちでしょう。しかし、割り算思考から抜け出すことが出来ず、結局、借金で借金を返すという最悪の状況に陥った。

よくある話である。

この例と同様に、クレジットカードの分割払いやリボ払いも、高い買い物をさせるための落とし穴。割り算は罪深い。

庶民の生活においても同じで、

例えば、いま流行っているサブスクリプション。いわゆる定額制サービスのことです。ひと月あたり一定額の料金を払えば、そのサービスを何回でも利用できるというもの。こちらも冷静に検討する必要があるでしょう。決して割り算をしてはいけない。

ある人気ラーメン店が、月額一定の料金を払えば毎日1杯ラーメンを食べることが出来るサービスを開始しました。これも割り算したら罠にはまる。

仮に毎日食べると1杯300円足らず。一見、とてもお得に見えますね。こういうのに飛びつくようでは愚の骨頂、いつまでたってもお金は貯まらない。いくら美味しいラーメンであっても、毎日食べることはあり得ない。せいぜい週に2、3回が関の山。これが1か月続くと、さすがに飽きるでしょう。そして、当分の間、その店から足が遠のくことうけあい。

割り算などやめて掛け算すると世界は一変します。

タバコはいつの間にか1箱500円ほどになった。1箱400円に値上げされた時に禁煙した人も多いでしょう。

それまで何度も禁煙に挑戦したが失敗してきた知り合いが、掛け算したら禁煙の決意が固まったとうい。

当時、1日1箱余り吸っていた。

このまま続くとタバコ代は400×30=ひと月に1万2000円。年間15万円です。10年で150万円!1万円札150枚を燃やすこととt同じですね。

こう考えると吸い続けることがアホらしくなったはず。

いま、タバコ1箱500円ならランチ代程度だから、まあいいか、なんて考えて吸い続けていると、いつまでたってもお金は貯まりませんよ。

 

今日は、日曜日なのでお昼に買い物に行きました。

近くのスーパーにいったら、なんとコロッケが20円で売っていました。

きょうのお昼はこれをおかずに食べてみます。

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それではまた。