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すすめのウイスキーの選び方。ニッカウヰスキーが年代物の国産ウイスキー製品の販売を終了します

こんばんは。

今日は土曜日なので、会社が出勤なのですが、コロナウイルスのこともあり、ガラガラでした。

 

ところでみなさんは、ウイスキーがすきですか?

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アサヒグループホールディングス傘下のニッカウヰスキーが年代物の国産ウイスキー製品の販売を3月末で終了するの知ってましたか。

終了するのは高級ウイスキー「竹鶴」の17年、21年、25年の3種類。

2018年にはサントリースピリッツがウイスキー「白州12年」と「響17年」を販売休止にしていて、年代物のウイスキーのみならず、キリンもいわゆるお手ごろ価格の「冨士山麓 樽熟原酒50度」の販売を2019年3月に終えるなど、売れ行き好調にも関わらず国産ウイスキーの販売終了が相次いでいます。

 

10年ほど前からのハイボールブームや、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝をモデルとしたNHKの朝ドラ「マッサン」人気の後押しもあって国内ウイスキーの需要は拡大を続けていますが、その影響でメーカーは原酒不足となっているんです。

ならば、増産すればよいと素人は思ってしまうんですが、ウイスキーは原酒を作ってから樽で長いあいだ熟成させる必要があるため、簡単には生産できず、増産しようとしてもその効果がですのは数年先になってしまうんです。

たとえば、年代物の「竹鶴25年」の場合は、その名がしめすように少なくとも25年以上前に仕込んだものをいくつかブレンドして作られているので、25年経てばよいというものではないらしいんです。

 

しかし、こここまでの原酒不足となったのは、80年代後半から90年代にかけてウイスキーの売上げが低迷したことによるんです。

このウイスキーの冬の時代に、メーカーが軒並み生産量を減らしてしまったことが、いまの原酒不足に拍車をかけているんですんね。

近年は国際的な品評会で受賞を重ねる銘柄も数多く増え、海外でも人気が高まっているだけに残念なことでもありますね。将来的な需要と供給を考えた在庫管理の難しさを改めてかんじます。

 

ところで、ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒は樽で醸造しているあいだに、少しずつ蒸発して量が減ってしまう。

昔の酒職人は天使に分け前を与えているから良いお酒ができると考え、これを「天使の分け前(Angel, s share)」と呼んでいたそうです。

 

ウイスキーの熟成期間は長いが、現代の科学技術をもっても短縮することはできないという。長いあいだ天使に分け前を与えながらじっくりと見守り、熟成させなければ芳醇な味はうまれないんですね。

ウイスキーが完成するまでの道のりは、時を重ねることの大事さもしっかりおしえてくれますね。

私はあまりお酒はあまり強くはありませんが。

みんさんは、ウイスキーが好きですか。

初心者におすすめのウイスキーの選び方

初心者におすすめのウイスキーは、飲みやすい味であること・さまざまな飲み方で楽しめること・気軽に手に入れられること・手を出しやすい価格帯であることが挙げられます。

飲みやすい味を選ぶ

お酒が好きな方でも、ウイスキーの味には抵抗があることも多いので、まずは万人受けしやすい飲みやすい味を選ぶのがおすすめです。

国産のものは日本人の口に合いやすい

国産のものは日本人の口に合いやすい

出典:amazon.co.jp

ウイスキーにはさまざまな産地のものがあり、それぞれ味に特徴がありますが、初心者には国産メーカーのものがおすすめ。国産メーカーの商品は日本人の口に合うように作られているので、海外産より飲みやすいことが多く、初心者が最初に試すのにぴったり。国産メーカーのウイスキーに慣れてきたら、さまざまな国のウイスキーを試してみる、という流れがおすすめですよ。

なお、国産のウイスキーについては、以下の記事でもおすすめ商品を紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください!
ブレンデッドウイスキーが飲みやすい

出典:item.rakuten.co.jp

ウイスキーには、シングルモルトブレンデッドウイスキーの2種類があり、初心者にはブレンデッドウイスキーが飲みやすいです。シングルモルトは、一か所の蒸留所で作られたモルトウイスキーなので、各蒸留所で個性が出やすく通好みの味に仕上がりがち。

反対にブレンデッドウイスキーは、複数の蒸留所のウイスキーブレンドして、味の調和を図ったウイスキーなので、初心者でも飲みやすい味になっていますよ。

ピート香が少なく、甘み・辛みのバランスが良いものがおすすめ

ピート香が少なく、甘み・辛みのバランスが良いものがおすすめ

出典:amazon.co.jp

初心者の多くが苦手とする味が「ピート香」と呼ばれるもので、こちらが少ないウイスキーは初心者向けです。ピート香は、消毒液や燻製のようなにおいで、ウイスキーを飲み慣れた方なら楽しむことができますが、初心者は避けた方が無難。特徴的な味が少なく、甘みや辛みのバランスが取れた平均的な味わいのものが、最初のウイスキーには向いているでしょう。

アルコール度数が高いほうが割りやすい!

アルコール度数が高いほうが割りやすい!

出典:amazon.co.jp

意外に感じるかもしれませんが、初心者におすすめできるウイスキーの要素の1つとして、アルコール度数が高めでしっかりした味のもの、ということが挙げられます。

ウイスキーのイメージとして、バーなどでロックで飲むものという印象がありますが、初心者にとって飲みやすいのはソーダ割り、いわゆる「ハイボール」です。濃さを調整して飲むことができるので、飲める濃度にして楽しむことができます。度数が高めのウイスキーなら、割って飲んでも味がへたることがなく、自分好みに割っておいしく飲めますよ。

気軽に手に入れられる銘柄ならすぐに試せる

気軽に手に入れられる銘柄ならすぐに試せる

出典:amazon.co.jp

初心者にとっては、手に入りづらいとそれだけでハードルが上がってしまうもの。通販はもちろん、コンビニやスーパー、居酒屋などで気軽に購入できる有名な銘柄から入るのをおすすめします。

どれだけおいしいウイスキーだとしても、例えば海外から取り寄せなければ飲めないとなると、敷居が高いですよね。まずは、手軽に手に入れられる銘柄から試して、もっといろいろ飲んでみたいと思ったら、通な銘柄を試してみるのが楽しいでしょう。

まずは手の出しやすい価格帯のものを選ぶ

まずは手の出しやすい価格帯のものを選ぶ

 

初めてのウイスキーでいきなり高価なものを購入するのはハードルが高いので、お試し感覚で試せる価格のものを選ぶのがいいでしょう。

ただ、やはり値段と質は比例するため、安ければいいというものでもありません。通販で1,000~3,000円で販売されているものでも美味しいウイスキーはたくさんありますが、可能であれば少しランクを上げてみるのもいいかもしれませんね。もちろんあまり高すぎるものはおすすめしませんが、予算の範囲でちょっと高級なものを試してみるのも面白いですよ。