リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

野ブタ。をプロデュースを観て、授業って楽しいって思いました

今日、日本テレビで、14年ぶりのリバイバルで「野ブタ。をプロデュース」の最終回を観ました。

コロナで番組を組めないための再放送でした。

でも、なんだか懐かしくて見入ってしまいました。高校の若かった頃を思いだします。

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やっぱり「授業って楽しい」って今になって思いました。

 

時差通勤で早めの帰路についていたところ、ご近所の親子連れに会いました。

小学校の低学年の女の子は学校が再開されて嬉しそう。

聞けば「授業って楽しい」 そうです。友達と一緒に過ごすのは久しぶりだし、図らずも普段とは違う形式になっているのが刺激的なんでしょう。微笑ましく、また感心しながら、帰宅しました。

翻って我が家。今、高校3年生になった息子はどうだろうか。

といっても、学校は休学になり、高校への出入りも制限されている現状(今は再開しています)。まだ何も始まっていない情況の中、オンライン事業が始まったらしい。パソコンで、科目の履修登録や教科書購入などもオンラインで済ませて準備完了。なんともいえぬ新学期のスタート。

そのオンライン授業において、1000字程度のレポート課題が出されたみたいなんですが、難易度・分量等で難航して困っているようで、色々と質問してくるんです。ちなみに私は、私大の文系を卒業しましたが、当時横行していた怠けぐせ ”自宅在宅” の学生であったため、残念ながら授業の思いではあまりありません。

これはせっかくの良い機会だと思いパソコンをのぞき込み、題材をちょっと吟味する。課題は時事問題から歴史認識など多岐わたり、設問にひねりも加わっていたが、それなりの社会人からすると、日常的に話題に上ることや、議論になることばかりである。社会に出る準備として必要な教養分野に出題が絞り込んであった。

ならば、「かっこいいところを見せないと」と力がこもり、ネット検索して資料を示したり、参考になりそうな本を教えてやったりしながら私見を力説する。熱くなっているのはこちらだけだが、息子も考えを述べ、そこに意見をつみあげて、・・・・

身内なので忖度はなくて、率直な往来が心地よい。ひとしきり話をして、合点がいったような顔をして部屋にもどっていく。

果たして正解にたどりついたかどうかはわからない。それよりも、”事象を深く考えてみること、自分の意見を述べることなどが何よりも重要なんだ” ということが伝わっていて欲しい。たまに意見するだけのお気軽な立場になってしまったが、今さらながら 「授業って楽しい」 と思いました。あのご近所の女の子のように。

「もっと授業を受けていれば・・・」 と、大事な時をムダに過ごした後悔の念は消えませんが、様々な分野に興味を持ち、意見を深めていく様々なことを吸収する楽しさを広く伝えていくことは今からでも出来ると改めて思った次第です。