リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

茨の道の歩き方

家を出て、通りに出て何か足りないと気付き、家に戻る。

こんな経験を何度か繰り返し、玄関にマスクを置く事にしました。

これなら忘れることはないはず、である。

マスクが外出時の必需品になって約1年、コロナウイルスによる日本国内の死者は5500人を超え、一日も早い安全なワクチン接種体制の確立が急がれますね。

昨年の全国百貨店の売上高は4兆2204億円と、前年比25.7%減、

うち衣料品は1兆1409億円で31.1%減でした。

世界的な渡航制限でインバウンド需要が消失して、緊急事態宣言発令による休業期間もあったのだから、やむを得ない部分もあるでしょう。

アパレルの現場もコロナ禍を受けてさまざまな工夫を凝らしてきました。

「スティホーム」「テレワーク」といった新しい生活スタイルに合わせた企画を充実させました。自宅で快適に過ごせる、画面映えするオシャレ着、シアー素材やイージーケア機能なども取り入れました。

新型コロナで積み上げられたアイデアを満載した商品はあちこちで見かけます。こうした企画を充実させるため、業界では20代の女性社員による企画プロジェクトチームも昨年から増えてきています。

より消費者に近い視点が求められているためです。

「本当に必要なものは何か」「働く女性の今の価値観とは何か」

おじさんたちとは違う視点は、婦人服分野で女性活躍の場を実質的に広げたかもしれない。

店舗においてもオンライン接客、ライブコマースなど、非接触型を進化させています。生産系でもサンプル制作における3D・CGによりリードタイム短縮、コスト削減の動きが活発化してきた。大きな変化はなくても、小さな工夫を積み重ねてきた1年。

荘子」に「迷陽(めいよう)。迷陽。無傷吾行。吾行脚曲。無傷吾足」とあります。迷陽とは茨に似た花木。ジグザグに歩くから、茨よ、私の足を傷つけないくれという意味になる。困難を予想して細心の配慮をして臨むという生き方。

だけど、迷陽には「愚か者の真似をする」という解釈もあります。

馬鹿のふりをして、まっすぐではなくいろいろ回り道をしてでも、わが身を傷つけないように進んでいく。荘子のいた乱世の知識人は権力者から身を守るために、愚か者のふりをしなければならなかった。

荘子』逆読みのススメ。 | 人生朝露 - 楽天ブログ

 

時は令和。 

新型コロナ禍というこれまでにない経験のない茨の道が目の前に現れた。利権と政局に明け暮れ、自助と自制のみを求める政権の下、我々は知恵と工夫を持って、ときに愚か者を装ってでも生き抜くことが何よりも大事なんですね。

今日は、会社でいきなりぎっくり腰(軽度)になってしまいました。

とても痛くて、早く帰ろうとしたら、雨が降ってきました。家にたどり着くのが大変でした。明日は大丈夫かな・・・