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ところでみなさんは頭が良い自信がありますか?頭が悪くなる行動

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ところでみなさんは頭が良い自信がありますか?

 

頭が良い悪いという話をするとみんな先天的なものだとおもっています

でも実はそれは思い込みで

99.9%の人は先天性とか関係ないんです

ほとんどのひとが脳みその性能が同じなんだけどうまく使えていない

頭の使い方を知らないので性能を引き出せないんです

頭を使うのが苦手な人がやっていない「あること」をずっとやってきたから頭が良くなるんです

議論の場でほとんど意見が出来ない人

話したとしてもすごく浅かったり的外れなことを言ってしまう人

そういった人はこの「あること」が出来ていないんです

これさえできればその瞬間から出きるようになるとは言いませんが

続けるうちに格段と賢くなります

では前置きはこれくらいにして

哲学の学びからスタートして具体的なアクションプランまで

話して行こうと思います。

さっそくいきましょう

 

ソクラテス 「言葉巧みになスピーチはまやかしだ」

古代ギリシャの哲学者ソクラテスです

紀元前300年くらい前にいた人です

紀元前ですからね 日本はまだ弥生時代でやっと田んぼの作り方をわっかたくらいです

そんな時に古代ギリシャの人たちは高い文明を持って

哲学とか難しいことをやっていた

これってすごいロマンがありますよね

このソクラテスのいたギリシャにはソフィストと呼ばれる

頭のいい人達がいました

ソフィストというのは頭の良い人達という意味です

このソフィストは一体何をしていたかとういと

言ってしまえば家庭教師です

これは現代も同じかもしれませんけど古代ギリシャにおいても

話が上手い人、弁論が上手い人は出世できました

だからみんな頭の良いソフィスト達に学ぼうと思って

必死に家庭教師をしてもらっていた

ここまで聞くと一見問題がなさそうですよね?

でもソクラテスソフィスト達をディズ散らかしたんです

「言葉巧みなスピーチなんてまやかしだ」

「え?まやかしってどういう事?」って思いますよね

ソクラテスが伝えたかったことは

「言葉巧みなスピーチだと真実にたどり着けない」

「喋りが上手い人を納得させて動かすことが出来るかもしれないが

それは言葉巧みに操っているだけで意味がない」と

いうような主張をしたんです

スピーチというのは話に一貫性があって、情熱的でその人が信頼でき

共感できたからみんな納得してくれる

その言っている人の内容が本当に正しいかなんて

聞いてる側はその一瞬で判断なんかできないんです

もちろん話してからするとみんなが都合よく動いてくれて

良いかもしれません

でも聞いている人も大勢も含めた全体の視点で考えると

一方的なはなし達者なスピーチだと

みんなで本当に正しいことは何かと真実に近づくことは無理ですよね

だからソクラテスは 「真実に近づく道は対話しかない」と強く主張したんです

言葉巧みに人を動かす弁論ではなくて対話をしろ!

対話をすばお互いの考えをよりブラッシュアップすることができて

真実にたどり着くことができる

そう考えたソクラテスは、道ばたでソフィストだったりギリシャの住民に

問いを投げかけて言ったんです

例えば、「あなたは家庭教師として人に徳のある生き方を教えていますね?」 「じゃあ徳とは一体何なんですか?」

みたいな感じで問いを投げて対話をしていったんです

このソクラテスが議論をふっかかけたのは相手を論破するためではありません。さも何でも知っているように振舞う人達に

「あなたも真実に対しては知らないことがありますよね?」と無知を

気付いてもらうために対話をしたんです

ソクラテスは自分が知らないことがあるとわかっているだけで

知っていると思っている相手よりも優位に立っていると考えてました

現代では「無知の知」と呼ばれています

今の時代は科学が発展してなんでも科学で説明できるようになっている。でも紀元前なんてそういうのが無かったわけですから

対話を通じて真理を探求しようとした

例えば、AさんとBさんが地球の形について話していたとします

 

Aさん「地球ってどんな形をしていると思う?」

Bさん「そんなのみんな知っているよ」

地球は平面で端は滝になっていて進みすぎると落ちるんだよ」

Aさん「なるほどじゃあ船が水平線に向かって走っていくと

下の方から見えなくなっていくけどこれってどうやって説明する?」

Bさん「たしかに ということは丸いお皿をひっくり返したような形をしているんだよ」

Aさん「なるほどね」「じゃあ海の水が全部外側に向かって流れないのはどういうことだと思う?」

みたいな感じで、仮説を立てて矛盾を指摘していくというプロセスを通して真実を追求しようとした

先程言ったように当時は科学があまり発達していないので

一番矛盾無く説明できることが正しいと思われていたんです

ちなみに余談ですけど、ソクラテスはいろんな人に議論をふっかけて

いった結果、偉い人達の反感を買ってしまって国家反逆罪で死刑になってしまいます。

ソクラテスは死刑宣告を受けて牢獄に閉じ込められます。

そこにソクラテスを慕う弟子たちが来てこういったんです。

「先生、先生は無実です!死ぬ必要なんてないです」

「看守たちを買収してここから出ましょう」

でもソクラテスは拒否するんです

「それは正しく生きることにはならない」

そしてためらいなく毒を飲んで、泣き叫ぶ弟子たちに囲まれながら

最期死ぬんです

めちゃくちゃ熱い男ですよね

ある意味生涯を通じて正しさを追求しようとした

こういうストーリーを聞くとより哲学が身近で面白いものに感じられる

のではないでしょうか。

紀元前からこういう熱い人達が知識と知恵を積み重ねてきて

僕たちの今の当たり前の生活は成り立っていると思うと

先人に感謝をするのはやっぱり大事だなと思います。

 

頭が悪い人がやってしまってえること

私は今生きる現代人の人達よりも古代ギリシャの人達のような

昔の人の方が本当の意味で頭が良かったと思います

これどういうことはというと

全部自分で考えないといけなかったからです

今の人達は何をやるにもスマホをパッと取り出して

グーグルで答えを調べてその通りに行動しようとします

自分で考えることをせず誰かのだした正解を探して

それをなぞって生きることに慣れてしまっているんです

学校のテストにも誰かが決めた答えがあります

仕事も上の人が決めたこうやりなさいというマニュアルがある

すべてのあらゆることに誰かの決めた答えがあるせいで

もう自分で考えることをやめてしまっている

一方で世界で最も市場価値が高い人達

スティーブ・ジョブズマーク・ザッカーバーグ、ジェフ・ペゾスみたいな

人達は、だれかの決めた正解をなぞったひとたちでしょうか?

違いますよね。みんあ自分で考えて、自分なりの答え自分の真実を

探求してきた人達です

ソクラテスは対話によって真理を追究しようとしました

世界の先頭を走るリーダーたちは

自ら「世界はこうあるべきだ」と問いを立てて

その問いを「プロダクト」という形で世界に出して

それで仮説検証していくことで自分なりの真実を追しているように見え答えを出す人ではなくて、問いを作れる人が本当の意味で市場価値の高い人になるんです

今の私たちは膨大な知識を持っています

でも自分で考える知恵は弱くなっているのではないでしょうか

この知恵が無くなってしまった人

これがまさに冒頭で言った、頭の悪い人たちなんです

でも安心してください。

最初に言ったように頭が悪い人達ていうのは

その性能を引き出せていないだけなんです

今から言う「あること」をすればみんな頭が良くなります

 

頭が良くなるアクションプラン

何をすべきなのか?

とってもシンプルです

それは相手逆のポジションを取ることです。

いいかえると、相手とは逆の立場で否定的に物事を見る

そうすることによって、物事の本質に近づくことができるからです

あくまで頭の中で相手の考えとは逆の立場を取るだけであって

否定する言葉を相手に直接言うわけではありません