Go To Eatキャンペーンからくる、色々な問題について
Go To Eatキャンペーンが1日から始まりました。
今日、知り合いと飲み会を開くのにGo To Eatキャンペーンが
使えるんじゃないかって、聞きました。
そしたら、口を濁してよくわからないって切り替えしてきました。
当然、事前にその知っている店(私は知らない)で、事前予約を
食べログで申し込んだらしいんですが、後でそのサイトを見てみると
バッチリ、Go To Eatキャンペーン対象店舗と書いてありました。
やっぱり、確信犯か。知らない振りしていて
これは、申し込んだ人が、1人当り1000ポイントをもらえて、
参加メンバーは5人だから5000ポイントを貰え、それを独り占めできるんですね。
だから、すっとぼけて知らないと言い張るんです。
このポイントは次回からしか使えなくて、当然私の分のポイントもうやむやにされてしまうんです。
まさに、ひとり5000円分をタダ取りで飲めるわけですわ。
それを聞いてなんだか飲みに行くのがいやになりました。
Go To Eatキャンペーンも経済活性化にはいいけれども、
何かイヤな気分になってしまいますね。(美味しくねえ酒・・・)
最初は、別の日に行く約束だったんですが、日にちを急遽変えて、それに何故か店までちょっと遠いところに決めて。
なんだかよく分かりませんね。
気を取り直して、
Go To Eatキャンペーンが1日から始まりました。
「トリキの錬金術」 とも揶揄されるような問題も指摘されていますが
その高還元 (ランチ500円、ディナー1000円のポイント付与)から
利用者も多くて、テレビのインタビューなんかでは「かなり予約が増えている」 と答える飲食店スタッフの姿がたびたび報道されて今いますね
しかし、それを待たずして廃業を決めた(した)店舗は数知れません。
飲食店を営む人が多くいあますが、その中の1人は、
緊急事態宣言と同時に店をたたんだこともあった。
客足がほぼ0になって、先の資金繰りに目途を立てることが出来なくなった。
だけど、店主は40代で妻子持ちの身のひと、次の仕事がすぐに決まる
保証はなく、毎月の生活費や住宅ローン返済も重くのしかかってくる。
そこでやむうを得ず、唯一ともいえる金融資産を取り崩してしのごうと考えた。
その資産とは 「iDeCo (イデコ)」。
税制の優遇面から最近大きな注目を集めている個人型確定拠出年金のこと。
国の年金制度への不安もあおってか、ここにきて加入者が急増していて、多くの専門家も 「これはかなりお得な金融商品です」 と
太鼓判を押している事も後押ししています。
だが、デメリットがないわけではないんです。
iDeCo は60歳になるまで原則的に中途解約が出来ない仕組みになっています。
先にの人はそれを良く理解しないまま加入したんで、
この解約金で当座を工面することはできませんでした。
幸い、別の方法で工面できたから良かったものの、
宣伝に踊らされてイデコに加入した安易さの方のためにも
戒めを込めて、その事を延べてみたい。
資産運用、金融商品には必ずリスクが付いて回ります。
ちなみに、その投資対象である投資信託は、
含み損が発生しているうえに、毎月口座の管理手数料が引かれます。
そもそも、自営業の人はもともと課税所得が少ないために節税の余地は少なかったので、今になってじっくり考えると、
彼にとって加入する必要性やメリットはそれほどなかったと言える
(今後、経済情勢が大幅に好転した場合などはその限りではないですが)
メリットを享受するためには、商品やサービスの知識を最低限備えた上で、自分のライフスタイルや目的に合っているかどうかを充分に吟味する事が肝要なんですね。
イデコのように、お上のお墨付きがある金融商品であっても、
運用方法を間違えると思わぬところで不利益を被ることだってあります。
言葉巧みに騙すような資産運用を巡る事件は後を絶たない。
どれだけ安全性が高いといわれる商品であっても、
慎重さだけは忘れてはいけませんよ。
でも、私は積み立てNISA(ニーサ)をやろうかなって思ってますけどね。