伸びていく商売・ポスティング業・ネット広告がおすすめ
ポスティング業を経営している知人が言っているのだが
はっきり言ってこれから伸びていく商売らしい。
しかも、伸びしろはどんどん大きくなっている。
その背景にあるものは加速する新聞離れ。
かつては新聞に折り込みチラシうを入れていた
クライアントが、ポスティング業者を利用する傾向が
強まっている。
おかげさまで仕事は忙しくなる一方ではあるが、
常に人手が足りずに求人広告を繰り返し出して
スタッフを募集しているそうだ。
今、20代の男性で新聞を読むのは、10人に
1人以下で、女性は30人に一人以下という少なさ。
10代もしかり。30代男女も10%ほどで、
40代は20%ほど。
全ての年代において、この20年間で新聞を読む人の
割合がどんどん少なくなっている。
現在、最もポスティング業者を利用しているのは飲食業者。
例えばピザ店のチラシ。
ピザ店にとってはチラシだけが売り上げを確保する方法である。
ピザ店が顧客対象としているのは店舗周辺の住民なのだが、
高齢層は対象にならない。主力の顧客層は学校に通う子供
がいる世帯だから、40代までとなる。
ピザ店が新聞の折込広告を利用していては完全にミスマッチ
となってしまう。
その他にファミレスや宅配寿司のチラシなどのポスティング
依頼が急増しているといい、会社は右肩上がりで猫の手も
借りたいそうだ。
これだけを聞くと結構な話だと思うが、そう甘くはない。
問題点、課題は多い。前記のとおり人手は足りない。
バリバリの働き盛りがこの仕事を本業にすることはない。
なので、主婦・年金暮らし世代といったひちが片手間に
取り組む場合が大半。
中には考えていた以上に大変な仕事だといって、途中で
投げだしてしまうような責任感の欠ける配達員も珍しくない。
天候も気になる。台風などがやってくると仕事にならない。
したがって、大量のポスティング依頼があっても思惑通りに
こなせない。
また、仕事が増えるということは、それだけ同業者の数も
増えている。いきおい、価格競争になるので売り上げの伸び方
に比べると、収益の伸び方は鈍い。
それでもこのご時世に忙しくなる一方なのはありがたい
話であると、経営者自らもポスティングに走り回っている
日々だという。
やはり、最後はネット広告となるのだろう。
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