リョウガのページ

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内定式で思った「同調現象」の打破による新たなスタイル

こんにちは。

今日は、1日に行なわれた東京海上日動という会社の内定式の様子がニュースで流れていました。

それについて、感じたことをお話しましょう。

女性の内定者がとても多かったようですが、内定者の多くが「ひっつめ髪」をほどいて、茶髪をはじめ自由な髪型で参加下のをみてびっくりしました。

「ひっつめ髪」とは、髪の毛を全て頭頂部後ろあたりで縛る髪型のことで、就職活動や内定式などでは「黒髪」「ひっつめ髪」「黒のリクルートスーツ」が当たり前になっていたが、

P&Gジャパンは、ここに一石を投じました。

「令和の就職活動ヘアをもっと自由に」プロジェクトを実施し新聞広告やTVCMでPRしたところ、わずか1ヶ月間で139の企業と経済産業省が賛同しました。

ノーネクタイ、スニーカー通勤、ビジネスバッグのリュック化、ポロシャツ通勤など、わが国のビジネスファッションの自由化が進んでいる。

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この就職活動の髪型や服装の自由化運動もその一環です。おそらく、「社会人らしくない」とか「身だしなみの乱れは心の乱れ」とか「会社はオシャレの場所ではない」といった、見解の相違はまだまだある。が今が時代の変わり目ではないでしょうか。

この流れが加速化することはあっても逆戻りすりことはないでしょう。これまでの仕事着一着見ても偏りすぎてたのかもしれない。

人々の意見や行動がある一定の方向のみにかたよることを「同調現象」といいます。

周りの人と同じ意見を述べたり、同じ行動をしていると安心して、逆に自分が正しいと思う意見や行動が、他人と異なると不安になる。

 

就職活動は、学生にとって初めての企業・官公庁への訪問なんです。「就職活動はあなたの個性を打ち出すことが大切」とあるが、まず外見をどうするか。「面接会場に行くと自分だけ茶髪で、身だしなみを理由に落とされたらどうしよう」と、隣と同じ髪型で無難に乗り切ろうと考えるのはよくわかります。

企業活動では時に柔軟な思考、他人と違った意見、新奇なアイデアが求められる。

いわば同調意識ではなく個性的発想で、これが時に企業を起死回生に導くことがあるんです。だけど、同調意識の働く組織では、「それは突飛すぎる」と言われる不安から思考が硬直し、個性的な意見が出てこない。

服装と個性、外見と中身は決して別ではない。

着物を着ると背筋が伸び、身の心も引き締まる。

楽な服を着ることで身の心もリラックスする。

ということは、隣の人と違う仕事着を着ることで、隣の人とは違った意見が出やすくなるはず。

欧米諸国の服装をみても分かりますよね。

ティーブジョブスのように。

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今日の日は、新しい日本のスタイルを発想するいいタイミングになったかもしれないですね。

それでは、今日も柔軟な服装で自由な発想をして一日をおくってくださいね。