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ペンギンの国のお話 GAFAとの違い

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こんにちは、リョウガです。

ちょっとおとぎ話を・・・・


昔「ペンギンの国のクジャク」という本ががりました。

 

「組織の海」に浮かぶ島の多くを、保守的なペンギンが支配していた。

いわば、「ペンギンの国」。

そこに所属するのは成功の証だが、ペンギンらしく振舞わなければならない。

様々な鳥はそれに従い、ペンギンの手足となって働いていた。

 

ある日、クジャクのジャックがやってきた。

才能豊かな彼は、故郷の島で立派な業績を残してきた。

スカウトしたペンギンは、彼なら立派なペンギンになれると考えた。

彼も、「そこへ移住することは、立地と収入を約束され、

偉大で強力な組織社会の一員になれるとういことだ」と認識し、

意欲があった。

 

だが、しきたりは厳しかった。

彼はしばらく、自分らしさを抑えることにした。

ペンギンが完全に受け入れてくれるようになるまでは。

ところが、その気持ちとは裏腹に、仕事で目覚ましい

成果をあげればあげるほど派手さが目立ち、ペンギンを

落ち着かない気分にさせた。

彼もなかなか、新しい環境に馴染めなかった。

心配してくれるペンギンもいたが、自分らしくありたいと

思うあまりにジレンマに陥った。

 

同じ悩みを抱える鳥たちがいた。

頭の回転が速くて力もある鷲、

美しさと強さを備えて猛烈な闘争本能を持つ鷹、

個性豊かで想像力に富む陽気な物真似鳥、

優れたアイデアを持ち夢見がちな白鳥。

みんな、彼の仲間だった。

そこで「ペンギンの国」を変えようと様々な戦略を試みた。

しかし、硬直化したペンギン社会は簡単には崩れない。

果てに、同じことに気付いた。

ペンギンの国にいる限り、自分らしく生きることは不可能だ、と。

 

結局、彼らは「ペンギンの国」を出て行ってしまう。

真っ先に飛び出したのがクジャクだった。

たどり着いたのは「チャンスの国」。

他の鳥たちも次々やってきた。

そして、自由な雰囲気の中でそれぞれの力を存分に発揮する。

自分らしくいられることが、何よりもうれしかったのだ。

 

「ペンギンの国」は、その後どうなったのか。

あとがきには、こう記されている。

「ペンギンの国」の物語は、今もなお続いている。

あちこちの企業や組織で・・・・。

 

日本株式会社が通用したのはバブル期まで。

現状は変化が絶えない。

 

世界の時価総額トップ10には1社も日本企業は入っていない。

 

「ペンギン」でいる限り、がGAFAに苦闘をしいられる。