企業の業績は「戦略×実行力」で決まるのです。コモディティー化に注意
会社の営業推進室で働いていますので、
今回は、経済と市場についてしゃべってみますね。
ちょっと硬い話ですが読んでみてください。すみません。
企業の業績は「戦略×実行力」で決まる
かつて高い付加価値を誇っていた商品やサービスがあります。
しかし、後発品の相次ぐ登場で差別化の特性を失い、
一般消費財のように普及してしまう。・・・・
この状態を「コモディティー化」といいます。
今、多くの企業はがこうしたコモディティー化により、
自社商品・サービスが早々と陳腐化に追い込まれ、
果てなき価格競争という奈落のらせん階段を下りてゆく。
商品・サービスのコモディティー化は市場におけるブランドの
匿名性を強め自社の存在を隠ぺいする。
その泥沼に陥らないためにも、企業は事業分野やビジネスモデル、
マーケティング、開発、マネジメントなどすべてを顧客目線で
捉え直し、変えるものと変えないものとを明確にして、
自社の価値を顧客にとっていかに魅力的であるものに転換していく。
社会構造や人口構成、消費者の価値が目まぐるしく変化、また
成熟化した産業構造の中において、これまでの延長線上の戦略では
顧客価値を高めて自社の成長に結び付けることが難しくなっています。
その答えは「新たなビジネスモデルの構築」にあります。
企業の多くは、
業績に良い企業と、悪い企業も行っている業務内容に殆ど差はありません。
が、業績結果は大きな差が生じているのが現実なんです。
ずばりその原因は「実行力」にあります。
会社の本部から出されている業務指示に対する実行力は40%と言われています
。業績は「戦略×実行力」決定します。
たとえすぐれた戦略を立てたとしても、実行されなければ業績はあがらない。
例えば
・100点の戦略×実行力40%=40
・70手点の戦略×実行力60%=42
のように企業の業績は「戦略×実行力」で決まるのです。
戦略が一流で、実行力が二流の企業と
戦略は二流だが実行力は一流の企業と
では
必ず後者の方が勝と言われていますね。
このように、世の中の流れが読みずらい昨今においては、
戦略以上に、実行力がとても重要になります。
市場の基本構造は変わっていませんので、市場は全体的に伸びていない
と見るのが妥当です。
商品で少し伸びることはあっても、今の国内ではシェアを取っていく以外に
成長しようがありませんね。
2019年に訪れる3つの山
①東京オリンピックの需要のピーク
②世帯数のピーク
③消費税増税前の駆け込み需要、その反動減
それからよくやるプレゼン方法についても少し・・・
プレゼンの要素
1.なぜ「何を言いたいのかわからない」と言われるのか
①プレゼンの目的は
②プレゼンの伝わらない要因
③中身あっての話し方
2.伝えたい内容は厳選せよ
①あれこれ話すから伝わらない
②聞き手は何を聞きたいのか
③100の中から3つに絞れ
3.状況別 話の組み立て方
①要点提示
②PREP法※
③時間軸法
④1点3例法
4.聞き手を動かすストーリー
①まずつかめ
②感情にも訴えよ
③最後にもうひと押し
※PREP法は「Point」「Reason」「Example」「Point」の4つに分類した文章構成になっているのが特徴です。
以下、それぞれの説明です。
- 「Point」:(結論)文章の要点部分です。上述している通り、ここで、まずは結論を述べます
- 「Reason」:(理由)「Point」で述べた結論の理由を説明する部分です
- 「Example」:(具体例)「Reason」で述べた理由を裏付ける、具体的な例を説明する部分です
- 「Point」:(結論を繰り返す)文章のまとめ部分で、最後にもう一度結論を述べます
以上が、各要素の内容です。
では、上記の構成にしたがって具体的な例文を作ってみます(下記)
- 【Point】:ブログのアクセス数を上げるためには、7つのポイントがあります
- 【Reason】:当ブログも、この「7つのポイント」を意識して運営していったところ、好調にアクセス数が増加しています。
- 【Example】:半年前までは、1日に100アクセスにも至らなかったのに、「7つのポイント」に注意して運営したところ、今では1日に3000アクセスを集めるまでになっています。
また、この「7つのポイント」をもとに、他のブログのコンサルティングをしたところ、8割方のブログで、アクセス数が順調に推移している報告を受けています。