リョウガのページ

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あの日あの時あの場所で君に逢えなかったら サラリーマン充実した人生に

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あの日、あの時、あの場所で、君に逢えなかったら」と、

小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」のサビの一節である。ちなみにこの曲がヒットしたのは1990年だそうで、あれから29年も経ったというから、まさに光陰矢の如しである。フォークソング世代の我々は小田和正さんというより、オフコースの方がしっくるくるし、「さよなら」の方が有名かも。

 

それはさておき、小田さんの場合、”あの日あの時”の何ともいえない、男女のセンチメンタルな思い出や、美しい思い出でなくとも、誰しもが、「あの日あの時、ああしておけば」とか、「あの時なぜやらなかったのだろう」みたいな、後悔の念にさいなまれる思いや、やり直したいシーンがあると思う。特にサラリーマン人生を歩んできた我々、諸君であれば、学生時代よりも、社会人になってから「なんであの時、あの選択をしたのだろう」とか、「何故、すぐ動かなかったのだろう」と悔やまれることが多々あったと思うし、実際に事故やトラブルといった大事に発展してしまうこともあったであろう。

そういう私も先日、我がサラリーマン人生、最大のミステイクを犯してしまった。詳細は遠慮しておくが、そういう時は数日、へこむもので、心底楽しむことができないものである。私は幸いに、飲んで寝たら忘れるタイプなので、引きずることはないが、人によっては永遠に心のキズとなって深く刻まれる人もいるだろう。

しかし常日頃、営まれている人間社会なんてものは、そのような後悔が重なり合っているものであろうし、人それぞれが、何らかの後悔やミステイクを抱えつつ、ビジネスしているのであろう。

社会に出たばかりなのに、入社してまもなく、退職するときのことを考え、退職金や年金の心配をしながら、リスクのない無難な人生を歩むことも人生の一つであろうが、せっかく世に出たのならば、リスク覚悟で太く短い人生を歩むのもひとつであろう。そして、多く人がリスクをとりながら果敢にチャレンジしているからこそ、様々なビジネスが生まれては育っているのであろう。

残り短いサラリーマン人生だからこそ、小さく縮まるのではなく、これまでの経験を活かすべく積極果敢に挑むほうが、楽しいであろう。

いつか、あの日あの時と振り返った時に、良いことも苦しいことも、たくさん思い出されるくらいの方が充実した人生ではないだろうか。

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