リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

家の近くにドラッグストアができました。

先日、家の近くにコスモス薬品という、ドラッグストアができました。ピンクの看板ででかでかとコスモスと書いてある。身近であることを思ったことから、なんか最近ドラッグストアの話題がたくさん出ているように思える。

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先日に、ココカラファインマツモトキヨシが提携するニュースがあったり、ゲンキーやコスモス薬品が、食品の売り上げが過半数を超えたとか。

ちょっと気になるので業界の流れを少し。、

 

スーパー大手のトップを困惑させている原因となっているのはドラッグストアの存在。食料品強化をテコにスーパーなどの領域を侵食している。

ドラッグストアはヘルス&ビューティー強化型と食品強化型の形態に分けられるが、特に勢いがあるのが低利益率の食品で集客し、30%を超える高利益率の医薬品、化粧品で利益を稼ぐ食品強化型だ。直近3年間(2016~18年)のドラッグストアの食品売上高は年6~9%増のペースで拡大し、日本チェーンストア協会の推計によると、18年には約1兆7千万円に達した。

全体の売り上げに占める食品の割合は平均23.4%だが、この水準を大きく上回る食チェーンが目立っている。北陸地方が地盤のGenky Drugstoesは58.7%、このほど東京にも店舗を出店した九州地方のコスモス薬品は56.3%と、食品の売り上げがすでに過半数を占めているまでになっている。

コスモス薬品は、市場規模が一番大きい食品のシェア拡大は成長のための最優先課題としている。ドラッグストア各社の取引総会に大手食品卸・メーカーのトップがこぞって出席したことからも、期待の大きさが伺えるだろう。

雨の後のたけのこのように次々と出店してくるドラッグストア業界。食品スーパーをターゲットに、攻め込む勢いは止まらない。

新規出店の際に近隣に食品スーパーがあることが出店可否に影響することはない。クスリの青木やクリエイトSDホールディングスは異口同音にこう言い切る。

ドラッグストア大手のウエルシアホールディングスは、食品スーパーと価格競争摺るきはなく、共存できるといっている。

食品をめぐり業界の垣根を越えた戦いが激しさを増しているが、今後の鍵を握りそうなのが生鮮食品の取り扱いだ。

コスモス薬品は日配品や冷凍食品の鮮度を高めることで生鮮品の代替が可能との判断をしており、今のところ扱う計画はないと言っている。クリエイトSDも生鮮品を扱う他社との共同出店で補って、惣菜以外は原則直営では扱わないとしている。クスリの青木も自ら手がけるのは青果だけで、精肉、鮮魚、惣菜は社名を隠して他社に売り場運営を任せる「コンセンショナリー方式」を導入している。

一朝一夕では鮮度管理などのノウハウは持ちにくいからこそ、生鮮品を他店の差異化の切り札にしている小売り店は少ない。

食品の強化を打ち出しているとしても生鮮品を取り扱わなかったり、鮮度をなおざりにすることがあれば、消費者の不満は高まることになる。

業種を超え競争が激化になってきている。問題は、生鮮部門が関門です。