難し人との付合い「コミュニケーションの基本は自己理解にあります」。
こんにちは。
今日は、会社や学校などでとても大事なコミュニケーションについて。
コミュニケーションの基本は自己分析にあります。
コミュニケーションを「他者を理解して、受け入れること」と、自分以外の人に対しての関わり方と捉えている人多いと思いますが、しょせん人のことは分かりません。
どんなに思いをはせたところで「推測」にすぎず、残念ながら確かなものではありません。
もちろん、相手を思いやる気持ちは必要ですし、関わり方のスキルを身につけることで、ある程度の精度を高めていくことは可能です。
その反面、確かなものがあります。
それは「自分自身」で、それを認識できるのは自分でしかありません。しかし、その自分の気持ちさえ、つかみきれないことがあるのです。
それは、自分以外のことに目を向け、常に事実確認や状況把握をし、分析するといった思考を積み重ねていきて、自分の感情を後回しにしてきたゆえんでもあります。
社会生活を積み重ねていくと、自分に向き合う作業は意外と難しく、見たくない部分や認めたくない部分があると、なおさら困難になります。そして、目をそらし続けるとますます分かりづらくなってきます。
さて、次の問いかけについて考えてみてください。
「最近起こった自分自身の出来事の中で、喜怒哀楽それぞれの感情を伴うエピソードを一つずつ、全部で4っつ、1分以内に思い浮かべることができますか?」
なかなか思い浮かばない、もしくは、思い浮かばない感情がある場合は、自分自身の思いをないがしろにしている可能性がありますね。
いま、自分がどう感じているのかを自覚するのは、実はとても大切なことなのです。特にマイナスの気持ちを自覚できないと、早めに対処できないがかりか、手遅れになってから初めて自覚することになります。訳もなく、イライラしたりすることも増えるでしょう。
現に、「自分は大丈夫だと思っていたのに、気付いて時には立ち直れないほどの状況に陥っていた」という人の数多くいると思います。
特にガンバル人は「まだいける」と頑張る過ぎる傾向もあります。
心の健康を保つためには、自分の気持ちに敏感になり、早めにリカバーを試してみることが大切です。
そのためにも、自分自身のことを把握する必要があるのです。
ユダヤの教え
「自分が自分のために生きないにであれば、
誰が自分のために生きてくれるのか?」
・誰もあなたのことを気にしていない
・自分がコントロールできる事と出来ない事を区別する
・コントロールできる自分の行動だけに集中する