リョウガのページ

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本物の人間そっくりの架空モデル生成

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こんにちは。天気は晴れで、仕事はしないでどこかへいきたいですね。

 

今日は、現実(リアル)の世界にいそうでいないバーチャルヒューマンを作り出す、AIスタートアップ企業のデータグリッドについてです。

 

次世代の主流として注目の生成AI

 

下の画面をご覧ください。いかがですか。

テレビや雑誌などで見かけるアイドルグループ・・・・のように見えますが、実は彼女たちは、この世界に存在しないんです。

AIスタートアップ企業のデータグリッドが開発した「アイドル生成AI」によって生成された、” 架空のアイドル ” たちです。

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GAN(敵対的生成ネットワーク)と呼ばれる最先端技術を活用することで、本物の人間そっくりの架空アイドルを短時間で大量に作り出すことに成功しました。

ここ数年、さまざまなビジネスの領域でAIの活用が急速に広まっていますが、業務の自動化や需要予測、品質管理などの分野はもちろん、ユニクロが展開するAIコンシェルジュ・ユニクロアイキューや、眼鏡専門店チェーンのジンズ(ジンズ・ブレイン)といった挑戦的な試みが、デジタルプロモーションの分野でも広まっています。

ただし、これまでAIが主に活用されていきたのは、「予測」と「認識」という二つの領域だけでした。それに対し、データグリッドが特化していき生成AIとは、創造性を獲得した新技術。

「生成AIは、簡単に言えば新しいものを創るAIです。世の中にない音楽を作ったり、絵を描いたり、文を作成したりするなど、予測や認識を行なうAIとは全く異なるアウトプットを生み出すことが可能になります」

 

2018年6月、アイドル生成AIを発表しました。同時にアニメ風の多様なキャラクターを自動生成する「キャラクター生成AI」も開発して、反響を呼びました。

生成したコンテンツの事業化も進んでいて、生成AIが作ったキャラクターをゲーム業界に提供したり、一般ユーザーがアイドル生成AIで自分好みの架空アイドルを生成できるサービスをスタートしました。

 

しかし、アイドル生成AIは、まだ不十分な部分があって、それは、人間の顔だけでは表現力が弱く需要が少ないこと。

より多くの分野で活用するには、全身 ”バーチャルヒューマン ” をること。

さらにそれを動かすことが必要。

そして、2019年4月に「全身モデル生成AI」を作成。

体を含めた高解像度(1024×1024ピクセル)の架空モデルを自動で大量に作り出す技術は、世界を見渡しても先行事例はない。

 

人間そっくりの架空のモデルを自動で大量に生成できるようになると、何が起こるか・・・・。

既存の技術と組み合わせることで、各種窓口業務やオンライン学習、俳優など、人を主体とするあらゆるビジネスへの活用が想定されます。

分かりやすい例が、アパレル企業の広告やインターネット通販のオンラインショップ。商品を着用した架空モデルに。

実際のモデルやスタジオでカメラマンも必要なくなる。

通販サイトのモデルが、いつのまにか架空モデルに置き換わっていた!という日は、決して遠くないかもしれないですね。

 

しかし、全てが架空モデルに置き換わる未来は想定できないと思います。

AIがつくるのは外見だけ。内面をつくることはできません。

個性やタレント性といった内面の部分がファンから支持されているモデルへの代替は難しいと思うからです。

確かに、人気モデルが着用した服が一瞬にして完売するといった現象は珍しくありません。

そうした影響力を持つインフルエンサーをうまく活用しながら、それ以外の部分は架空モデルに置き換える。そんな使い分けプロモーションが広がってくるのでは。

 

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というわけで、AIの近未来について話してみました。

それでは、また。

今日は、天気がよかったですね。明日からまた雨。・・・・