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異業種から学ぶポイントは何でしょうか・異分野から学ぶことの意味

こんにちは。

異分野から学ぶことの意味

とは何でしょうか。

と、頭から固いことを言ってしまいました。

ちょっと、学生に戻った気分で書いてみましょう。

まず、異業種を見るとき、学ぶためにやっているのか、競争のためにやっているのかを、まず考えなかればなりません。

「学びのため」であれば、異業種の成功者からヒントを得ま。

「競争のため」なら、他社でいいものが出てきたら、それをつぶすために追随戦略を取って、同質化をあえて仕掛けて相手を無力化していくことになります。

同業種からの学びは競争のためというよりも、ベンチマーキングするというのが1つの方法だと思います。

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同業界なら仲間や業界団体を通じた人脈がありますが、異業種・異業界とどのようにコネクションを築き上げて、学ぶべきかわからないですよね。

知識を使い回せば短期的な利益を上げることはできるかもしれませんが、絞り出していくと、なくなってしまいます。だからイノベーションが必要なんですね。イノベーションの本質は知識の探索です。どう結びつくかを探すことなんです。

「ではどうやって見つけるのか」と思いますが、結局「遊び心」が重要なんです。

探索と言うのは、目的を持った瞬間に探索できなくなります。

目的を持つと言うことは、「きっとこの辺に何かがあるな」という先入観と仮説がありますね。その先入観や仮説は、しょせん人間の思いつくことですから、当たり前のところしか探さないわけです。「合理的にみてここを探せば、きっと見つかるだろう」と。

イノベーションは、そのレベルではありません。「偶然、知的好奇心に従ったらこんなものを見つけた。もしかして、これが結びつくんじゃない?」という、それをできる余裕があるかないかです。

好奇心が創造やイノベーションの源なんですね。

合理的な考えは多くの人が納得できる反面、同じ結論に至ることになります。つまりは「同質化」なんですね。

ちょっと好奇心があったら「行ってみようかな」という、その感覚が大事なんです。そおから何かヒントが見えるんですね。

専門的には「ブラケティング」と呼ばれています。

自分の先入観があったら、それをまず書き出す。先入観というものは取れないものです。なので、「自分はこんな先入観を持っているんだな」と意識する。そして、それをいったん横に置くことです。これを意識することによって、先入観からできるだけ自由になることが効果的です。

 

異業種から学ぶポイントは何でしょうか?

それは、抽象化することと、共通する要素を抽出できるか、ということなんですね。

表面的には全く違う業界であっても、ビジネスの構造に同じものがあると見抜けるかどうかが大切です。

異業種に触れたとき、「うちの業界と違うから」とそっぽを向いてしまう人は、それができません。

「関係ないけれど面白そうだ」という人は、「よく見たらこれ、うちの事業に使えるのでは」という気付きが得られるのです。

「好奇心」と「構造が見抜けるか」という2つが必要なんです。

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今日はこれまで。

次回は模倣を分析する上で最も重要な、「垂直運動」についてお話します。

では、明日もいい一日でありますように。

それでは、今日は遅いので寝ます。

おやすみなさい。