あなたは、自分をどのくらい信じ、自分にどのくらい自信がありますか?
あなたは、自分をどのくらい信じ、自分にどのくらい自信がありますか? 預金は貯まっていますか、それとも破産状態ですか?
次のような症状がないかをチェックして自己信頼高を確認しましょう。
自己信頼高がマイナスの人は次のような症状があります。
- 自分が正しいと信じていることでも、そのために行動を起こせない。
- 自分の品位を下げるようなことを言ってしまう。
- 周囲の人の言動に流される。
- ゲーム、テレビ、ネットサーフィンにふけることが多い。
- 誰にも、何に対しても誠実になれない。
- 人に利用されてもかまわない。
自己信頼高がプラスの人は次のような症状があります。
+ 自分が正しいと思うことのために立ち上がることができる。
+ 自分の考えやアイデアを発言できるだけの自信がある。
+ 他の人の成功を喜ぶことができる。
+ 仕事・能力向上・家族との時間・自分の時間のバランスがとれている。
+ 価値観にしたがって生きている。
+ 自分の大切に思っている人が悪口を言われていたら、かばう勇気がある。
+ 才能やスキルを伸ばすためにがんばっている。
いくつもある自己信頼高を増やす方法、自分に自信を持つ方法のうち、3つ紹介します。
次のことを少しずつ行うことによって、あなたの自己信頼高は確実に増えていきます。
2.自分との約束を守る
あなたは、自分との約束、つまり自分で決めたことをきちんとやる人ですか? 例えば「明日は6時に起きる」とか、「毎朝必ず新聞
を読む」といった自分との約束を破り続けていると、次第に自分自身を信用できなくなり、自己信頼高は減る一方です。自分に
誓ったことは、あなたの一番大切な人に誓ったことと同じように、真剣に果たさなくてはいけません。自分の人生をどうにもできない
気がするなら、自分でどうにかできるただ1つのことに集中しましょう。それは、自分自身。自分と約束して、それを守るのです。
絶対に守れる小さな約束から始めましょう。小さな約束を守ることに慣れることでだんだんと難しい約束事に挑戦していくと、
大きな誓いも守ることができるようになります。
これから、いくつか質問をしていきます。
このページをプリントアウトした紙、あなたの手帳やノートに、質問に対する答えや考えたことを書いてください。
1. 自分との約束を守れなかったとき、どのように感じますか?
2. 守りたいと思っているのに、ずっとできていない自分との約束は何ですか?
3. なぜその約束を守ることができないのでしょうか?
4. 今後大きな約束を守れるようになるために、今守ることのできる小さな約束ごとを3つ挙げましょう。
5. (4)で挙げた約束を1週間守ることができたら取り組みたい、少しレベルアップした約束を3つ挙げましょう。
3.自分に優しくなる
「自己信頼」を増やす方法は、自分に厳しくなることだけではありません。完璧な人などいないのですから、何か失敗したときは
自分を許すことも優しさです。明日の朝から完璧な人になるなんて、期待しないことです。自分の犯したミスを笑い飛ばせるようにな
りまりましょう。失敗から学ぶことが大切なのですから、そのことで自分を責め続けないように。過ぎたことは過ぎたこと、何が良くな
かったのか、なぜ失敗したのかを知ることです。直す必要があるところは直し、あとは忘れて前進しましょう。
自然界においてなにひとつ完璧なものなどなく、すべては完璧である。
木々は、ねじられたり、奇妙な形に曲げられても、それでもなお美しい。
―アリス・ウォーカー
1. 最近やってしまった失敗を挙げてください。そして、自分を許してあげましょう。
4.自分の才能を引き出す
気づいている、いないにかかわらず、誰でも得意なことがあります。英語やPCのスキル、スポーツや音楽など、
人目を引くものだけが才能ではありません。
もっと大切な才能は、あなた自身の中にあります。文章を書くのが上手だったり、物覚えが早かったり、人前でうまく話せるのも
才能です。何かを愛すること、片付け上手、料理、子どもの世話、機械の修理、幸せでいること。どんな才能でもかまいません。
好きなことをやってウキウキしている、それが自己信頼を大きく増やします。
もし、あなたのことをテレビで紹介することになったとしたら、どんな番組になるでしょうか?
1. もしテレビ番組のスタッフがあなたの変わった才能を撮影に来たら、まず何をしますか?
2. あなたの一番おかしな才能を親友に尋ねたら、何と言うでしょうか?
3. あなたが得意なことを、1つ挙げてみてください。(人前で喋ることや聞くこと、誰かの良い友人であることも才能ですよ。)
4. 時間、お金、身体的な制限がないとしたら、あなたのどの才能/個性を伸ばしたいですか?(限界を設けずに考えてみましょう)