リョウガのページ

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「働きがい」の3要素の手順紹介。

こんにちは。

早いもので21世紀に入って今年は20年目、さらにもう1か月が経ちました。

この20年、情報通信技術の発展はめざましくて、さらに今年は次世代通信5Gが本格化し、後に歴史の転換点となるかもしれないといわれています。

そんな時代に干支占いでもないですが、

今年の庚子(かのえね)は「新規事業や開店などの大きなチャンスの年」とあります。「庚」という字は杵(きね)を両手で持ち上げる形と植物が、成長が止まって新たな形に変化しようとする象形から出来た文字。「かわる」「つぐ」という意味があります。

「子」は作物の循環サイクルの一番目に当たり、種子が土の中で発芽する瞬間を意味するんです。これらを考え合わせると、新しいことに挑戦し、成功の期待が持てる年となるそうです。

 

干支占いを非科学的というのは簡単ですが、年が変わって新しい意気込みでチャレンジする気持ちは大切ですね。それは年を重ねても変わらない。チャレンジする精神は働きがいを生む。

働く人の10人に6人が50代以上といわれ、高齢化はいろいろな問題を生じさせています。しかし働きがいを感じるのは中高年で役職が高まるほど強く、60歳以上が多い。

一方、30歳以下の若手ほど働きがいを感じていないという調査結果もある。

「働きがい」は「自分のやっていることに意義や誇りを感じ、自分がそこにいる意味、存在価値が感じられること」といわれ、働きがいのある人生、職場など幅広く使われる。

しかし漠然としており、分かっているようで、分からない言葉でもある。そこで「働きがい」とはどういう心理状態であるかを見極めようとしているのがワークエンゲージメント。

 

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エンゲージメントは絆、愛着心、思い入れなどと訳されて、仕事に対し充実している心理状態を指し「活力」「熱意」「没頭」の3つの要素で構成されている。

活力は仕事に積極的に取り組むことによって生まれる。

熱意は仕事のスキルやキャリアに対する誇りや思い入れ、やりがいである。

しして没頭は熱中して仕事に取り組む状態をいう。

活力、熱意、没頭は働く上で重要な要素で、これらが高まることによって、生き生きとした表情で仕事に取り組み、働きがいを感じることができる。

ワークエンゲージメントの度合いは10数項目の設問に答えることで数値化して測定されるますが、「働きがい」と一言で括るのではなく、活力、熱意、没頭といったキメ細かい形で仕事に打ち込める職場環境を整えることも大切である。