リョウガのページ

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新型コロナウイルスの猛威に対してのヒント

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こんばんは。

 

新型コロナウイルスが猛威を振るっていますね。

その新型ウイルスについて思うことを・・・

私の土曜日の朝は「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送テレビ、毎週土曜日8時から放送)を良く見ることになっています。

その内容は、レギュラー陣による、全国各地の温泉、グルメの情報のほか、一度は行ってみたいと思わせる海外旅行、
そして、ゲストの旅を案内しているんです。番組を参考にして旅先や訪問する店を決める視聴者もいるらしいです。

海外旅行に行くなら という視点で番組を視聴していて、特に南国のビーチ情報は参考にさせてもらっています。
毎週番組を見ては、行ったことの無い海外の地に思いを馳せています。


そんなバカンス気分に水を差すのが、1月20日、ヒトからヒトに感染することが確認された新型コロナウイルス
中国のみならず、日本、韓国などの周辺国以外でも今だに感染は拡大しています。
これを受けて日本への旅行客は激減していて、これまでインバウンドの恩恵を受けてきた百貨店などは売上げが急減、家電量販店やファストファッション店も同様の事態に陥っています。
また、オフショアとして中国に開発拠点を持ちグローバルなサプライチーンを構築している我が国のメーカーやシステム開発会社も大きな打撃を受けています。

また、国内旅行客も人込みを避けるためか減少していて、本来であれば多くの人でにぎわうはずの観光地や繁華街も客足が少ないですね。当然、世界中の人が行き交う空港に近寄りにくいためか「海外旅行に行こう」という気分には更にならないでしょう。
TV番組「旅サラダ」を見て、盛り上がった高揚感もなえてしまいます。

 

20世紀以降、人類は戦争や自然災害で命がなくなるのでなく、ウイルス感染で多くの人間が亡くなっているんですね。
事実、毎年インフルエンザは流行し、SARSやMERSなど呼吸器症候群も頻出している。今年アメリカではすでにインフルエンザで1万人が亡くなっています。
地球温暖化も影響して大感染時代に突入したという意見もあります。
しかし、世界中で感染拡大防止に向け、抗体の開発に取り組んでいるという。
この騒動の速やかな収束をみんなが望んでいて、また我々は克服できるはず。
一刻も早く、多くの人が世界中を行き交うことができるようになって欲しいですね。


コロナウイルス発生で、「実需」という言葉を身近に実感したこともなかった。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、マスクやアルコール除菌関連商品が品薄で、ほとんど手に入らないという状況が続いていすね。

1月の終わりごろ、友人と食事をしたんです。

その時、彼はまだマスクをしておらず「そんなに恐れなくてもね」と気にしていない様子だった。
しかし、先日再びその友人と会うと、マスクに除菌シート持参という完全防備。
理由を尋ねると「死者も出したし、怖くなった」と。

命にかかわるようなことでも、身近に実感がないと購買に至らないから、衣料品もジャストニーズでないと売れないのは当たり前なのかもしれない。

一方で、人間のこの心理は、うまく購買意欲を喚起できれば逆に売りやすいのではないかとも思う。
ネット販売では、売り手から能動的に消費者に需要喚起は難しい。やはり、リアル店で接客やイベントなどを通して
いかに購買意欲をかきたてるかが重要で、そこにチャンスがあるのではないでしょうか。

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ちょっと、後味の悪い人間心理のたとえででしたが、市場の冷え込みは著しくて何とかもとの状況を取り戻したいものです。