リョウガのページ

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「COVID-19」って知っています? かつて無いレベルの厳しい市場になるのでは・・・

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こんばんは。

新型コロナウイルスの影響で、株価が、2万円を割ってしまいなした。

経済の打撃はかなり大きく、今後の見通しもつきません。

さて、どうなるんでしょうか。

今日は、そんなウイルスや重大事件やについて考えてみましょう。

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広域重要指定114号事件、平成30年台風21号、痘瘡(とうそう)、COVID-19。

これらが何のことか分かりますか?

すぐに分かる方は記憶力がよくて情報に対する感度が高いですね。

だが、さすが全て正解とはいかないでしょうか。

いずれも、人々の記憶に長く残る出来事や天災のたぐいですが、このように表記されても思い出せない。

大事件や大災害には万人が覚えやすい名称をつけねばならない。

そうすることで記憶や教訓を後世に伝えることにつながるからです。

 

広域重要指定114号事件とは有名食品企業が次々と脅迫された事件。この事件を機に企業の間で危機管理への備えという意識が高まった。企業が窮地に陥ったときの対処法を学ぶモデルケースのような事件だ。この名称は役所がつけたものですが、これではどんな事件なのか分からない。マスコミがつけたグリコ森永事件といった方が通りがいい。

 

平成30年台風21号は、そろそろ人々の記憶が薄れかけているかも。

豪雨や台風はひんぱんにあるから。21号は関西地方を中心に大きな被害をもたらした今世紀最強の台風でした。

停電や断水といった事態への備えの重要さを再認識しました。

昔は台風には固有名詞がつけられていまいたが、最近は ”号”と呼ぶのが一般的。

実は20年前から、各国の政府間組織である台風委員会が作られて加盟14カ国が提案した名称がつけられるようになったんです。

あらかじめ140の名前が用意されていて順番に命名されるんです。

チャーミーとかナーリーなどなど。だが、1年間に発生する台風は平均25あって、5年余りで140の名前を全て使いきる。そして最初に戻る。

このために、同じ台風の名称がつけられるので、全くと言っていいほど定着しない。

痘瘡(とうそう)とは医学用語。俗に言う天然痘のこと。

数あるウイルスの中でも大型の部類で、主にラクダから人へ感染する。致死率20%以上というから恐ろしい病気で、紀元前千年から人類を苦しめた感染症です。

20世紀後半、種痘法が確立されたことで撲滅に成功。人類が初めて撲滅した感染症です。呼び名を天然痘で統一すればいいものを、痘瘡(とうそう)といわれても一般人にはチンプンカンプン。難解な名称をつけるのは医学界のエリート意識からなんでしょうか。

 

そしてCOVID-19。

これだけ騒いでいるから、この名称を見た人はいるでしょう。

これはWHOがつけた新型コロナウイルスの正式名称なんです。

今回、海外メディアは当初 ”武漢ウイルス” と呼んでいたんです。

武漢の地名を使うのはかわいそうだとWHOが考えたのかどうか、舞台裏は知らない。

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しかし、以前に流行したSARS(サーズ)やMERS(マーズ)と違って、とても言いにくいんです。現に、この名称を使うテレビを見たことがないです。新聞でカッコの中で表記されているぐらいです。

新型コロナ騒動は良い意味でも悪い意味でも教訓を残しそうで、命名するなら言いやすい表現にすべきところ、COVID-19とは?

これが定着するのか、相当むずかしいのでは?

 

東京都が発表した「新型コロナウイルス感染症による企業活動への影響度調査」によると、新型コロナウイルス感染症による事業への影響について、都内中小企業の29.7%が「影響が出ている」と回答したことがわかった。

影響が出ていると答えた企業を業種別でみると、

宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業が高い。

また、「1か月から半年以内に影響が出ると思う」と答えた企業は22.5%。

一方で、「当面影響は出ないと思う」と答えた企業も33.5%を占めた。

しかし、増税以降、市場ではチェーン店を中心に落ち込みが続いていて、たたでさえ販売不振が続いていたところに、新型コロナウイルスのダブルパンチでかつてないレベルの厳しい現状にると思われますね。

今後の動向を注目していきましょう。

それでは、今日はこの辺で。