リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

「次工程はお客様」の言葉から浮かぶもの。

改正民生法が120年ぶりに大改正される。

インターネット取引の普及など社会の変化に対応して、国民に内容をわかりやすくする狙いから、契約ルールの見直しや不動産の賃貸まで広く影響が及ぶ。

その他に、働き方改革関連法、改正意匠法などが続き、改正健康増進法では飲食店などが原則、屋内禁煙に「なるなど、仕事や暮らしに関わるルールが大きく変わります。

6月には「改正労働施策総合推進法」、いわゆる「パワハラ防止法」がスタート先駆けとして大企業から義務付けされる。(中小企業は2022年4月から実施)。

そのような中で、会社がハラスメント行為を理由に従業員からの訴訟を起こされたときの備えとして「雇用慣行賠償責任保険」の需要が拡大していると聞きます。

文字通り、社内で「パワハラ」「セクハラ」などを原因とした訴訟にまで発展した場合に、訴訟費用や賠償金を支える保険商品です。中小企業でもすでに検討を始めている先も多きようで、昨今の〇〇ハラスメントの乱立を受けてこことでしょう。、保険商品は時代の流れによって登場するようです。

保険会社側の事情もあります。多発する自然災害に対する補償支払いにより収益基盤が揺らぎかねないことや、自動車保険が今後、自動運転の本格始動により頭打ちになることが予想されているため、こうした雇用関連の保険に着目している背景があるようですね。

最近では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、職場でせきをしただけで感染をうたがわれてり、距離を置かれたりする

「コロナハラスメント」が新しい。多少行き過ぎた感もありますが、現代のトレンドとなったハラスメント。家族と一緒にいる時間以上に長くいる職場で、このような〇〇ハラがあるのは、本当につらい話ですね。会社は、人材を「財産」として最大限に活用し、社会貢献できる場ではなくてななりませんね。

ある工場を訪問したとき、壁に貼られた「次工程はお客様」の言葉を思い出しました。「自分が受けて持った作業を次の工程に渡す相手は、単に社会の同僚ではなく、お客様と思って作業し易い状態で渡してあげることが、作業の効率化と最終製品を間違うないものにする」と工場長。

それは、常に同僚を思いやる心、相手の立場に自分を置き換えて日ごろの言動に気を配ることにもつながる。

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これから先、世の中はより繊細になっていくでしょう。

その中で気持ちよく働く、働いてもらう指標を掲げ、企業と社員が一体となって、問題の根本的な改善に取り組んでいかなかればなりませんね。

そうするれば、きっと職場から〇〇ハラなる言葉が聞こえなくなるでしょう。