リョウガのページ

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オンライン授業・テレワークの課題について

こんばんは。

今日もまた新型コロナウイルスの感染者が増えていて、緊急事態宣言の効果はあるのでしょうか。テレビを見ていると、湘南海岸でサーフィンをやっているひとがたくさんいました。やはり、私はかからないと思っている人はたくさんいて、終息には程遠いようです。ことの重大さがまだわかっていない人ののなんと多いことか。

と言うことで、コロナ関連の話題で

今日は、オンライン授業テレワークの課題についてです。

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「休校が続いて家にいる子供がとても退屈そう。中小企業でもテレワークを導入しているところがあるのに、なぜ学校は導入しなおのか。いったい勉強はどうなるんですか?」

全国の親御さんたちの悲痛な叫びが日に日に深刻なものとなってきました。新型コロナウイルスの感染拡大で、緊急事態宣言が発令されて都道府県のみならず、燐接する県でも休校が相次ぎ、さらに長期化することも懸念されるからです。

そこで議論になるのが、学校授業のオンライン化。

パソコン、あるいはタブレットを用いた授業を導入している事例は諸外国にはいくらでもあるんです。それなのに、なぜ日本では、特に公立校においてはほとんど進んでいないのでしょうか。

知り合いのチュが効教師によると、少なくとも彼が勤める学校ではこれまでオンライン授業の導入に関する話題は全くといっていいほど出ていなかったらしい。

理由はいくつもある。

まず学校自体のIT環境が十分整備されていないことや、各家庭の通信環境も差があること。そもそも、大前提としてオンライン環境では生徒が授業に集中できるのか、といった根本的な問題に答えが出ていないからです。

だから、仮に全ての小中学校及び生徒の家庭に公費でパソコンやタブレットを配布したとしてもオンライン授業が広く実現することには疑問が残るのだそうです。背景には ”生徒の管理が出来ない” との発想。

やはり時間通りに教室に来てもらい、実際に目の前にいないと安心できないそうだ。

そして、これななにも学校に限った話ではなく、多くの企業の考え方に通じるものがありますね。監督者としては自分の目が届かないところでキチンとやってくれているのか、心配なんです。いや、信用していないというのが正解かもしれないですね。実際に

「嫁は普段どおりに出勤しているので、自分が家事の大半をやることに。休校中の子供の世話もあるため、全く仕事にならない」

「テレワークで暇になったからと、友達から飲みに行こうと誘いを受けた」などの意見もSNSをにぎわしています。これでは、テレワークに踏み切れないでしょうね。

とはいえ、一方ではテレワークの導入で業務の効率が上がっているとの声も少なくないのですが。

話を学校に戻しましょう。いずれにしても、この先こうした不測の事態が再び起きないとも限らない。オンライン授業を取り入れるための環境整備は必要です。だが、一方で全部が全部オンラインにすることが正解かというと、これは果たしてどいでしょう。

人と人との付き合いやチームワークの大事さなど、勉強同等、いやそれ以上に大事なことも身に着ける場でもあるはずなんです。

だからこそ、古い固定観念にとらわれず、柔軟かつ多様な学び方を選択できるような仕組みづくりを急がねばならないでしょうね。

それでは、今日はこの辺で。

早く終息して欲しいですね。