リョウガのページ

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ネット検索が不便になったことについて

こんばんは。

今日は、ネット検索が不便になったことについてです。

 

ここ数年、感じることはネット検索が不便になってきた気がすることです。検索をかけても欲しい情報が簡単に手に入らなくなったような気がします。

インターネットの発展で情報量が増えて、通信速度も速くなったのですが、その実態は無駄な情報の洪水であって、かえって良質な情報を探し出すことがむずかしくなってしまったようです。

2000年代の初め頃は、検索をかけるとすぐに良質で中身が濃いサイトにアクセスできたものでした。様々な分野の専門家は個人的に管理運営するサイトは、手作り感こそ否めないが、難しい事柄でも丁寧に分かりやすく解説してあって、大変重宝したものでした。

しかし最近は、ヒット数自体はやたら増加したものの、アクセス数でお金を稼ぐ 「まとめサイト」 や 「アフィリエイト」 など中身の薄いサイトが増殖して、良質なサイトが埋没してしまったような。

これらのサイトはSEO対策で検索結果の上位に必ず表示される仕組みになっています。どれも中身は似たり寄ったりで、他のサイトやSNSから引用した文章や画像を貼り付けたものばかりです。

どうでもいい記述が延々と続き、最後に商品の購入を促す宣伝記事があり、大手通販サイトの商品購入ページに飛ぶリンクボタンが設置されている。

 

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そこには知りたい情報は何一つなく、不必要な商品の宣伝に散々付き合わされて、商品を購入するように誘導されただけで、徒労に終わってしまうというわけだ。

また、最近釈然としないのが、検索エンジンの 「未指定」 機能である。例えば 「AとBの関係」 を調べようとして、検索結果を絞り込むためにわざわざ検索ワードとしてAとの2つを入力しているのに、検索エンジンが勝手に判断して片方だけしか検索しないんです。

特にレアな語句の組み合わせの場合にこの機能がよく働くようですね。これは何のための検索かのか、全く意味がない。

調べたところ、 「ユーザーが求めているであろう検索結果を推測する機能が発達したせいで、検索エンジンが指定した検索ワードの一部を無視した結果を表示することがよくある」 らしい。また 「完全一致条件で検索すると指定した検索ワードにとらわれ過ぎて ”全然意図しないもの” を強引に引っ張ってくることがあるため」未指定にするのだどそうです。

全く意味がわからないし、納得もできない。検索結果が ”全然意図しないもの” かどうかはユーザーが判断することであって、検索エンジンではないんです。余計なお世話だ。まるで 「そんな変な検索をしているのはアンタだけだよ。だからアンタも買っちゃいなよ。本当はアンタも欲しいんだろう?」 と言われている気がするのは私だけでしょうか。

なお、 「未指定」 の回避は引用符 (“”)で検索ワードをくくるなどいくつかの方法があるんですが、 「めんどくせー!」 と言いたいものです。