不気味な前兆か
コロナウイルス関連のニュースの陰に隠れてしまっていますが、
震度4を超える不気味なゆれが各地で続いています。
ここ最近だけでも、10回以上に上って、専門家は
「東日本大震災の余震継続」 としながらも、これから確実に起こるであろう巨大地震 (南海トラフ、首都圏直下型地震など)の何らかの前触れである可能性も否定しない。
特に伊予灘を震源地とするマグニチュード3.8の地震は動揺を招いたようです。
その話題でネット上で不安が拡大。5月11日ツイッターのトレンドワード上位に 「南海トラフ」 がランクされました。
1944年12月の昭和東南海地震(死者行方不明者1223人)を皮切りに、45年1月の三河地震(同3432人)、46年12月の昭和南海地震(同1443人)と続き、終戦前後の日本が恐怖に包まれました。
ちなみに前々回は1854年の安政南海地震なので、周期的にはそろそろ次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。
なお、駿河湾を一望する有名観光地の伊豆半島ですが、60万年ほど前は火山島だったんです。
大地震によって、島がまるごと本州に衝突してできたのが駿河湾と伊豆半島。大自然は、人間の想像などはるかに及ばないとてつもないパワーを発揮するものです。
大地震はいつ起ったとしても到底歓迎できるものではありませんが、これからしばらくの間に起こることだけは本当に御免こうむりたい。
すでに新型コロナウイルスの感染拡大で、世界は大きな困難に直面しているのです。
日本に限れば、消費増税でマインドが低下しているところのコロナウイルス感染で景気感これ以上ないところまで冷え込んでいます。企業も先を見据えた雇用調整に相次いで踏み切って、多くの人が職を失いました。
この先、倒産も増加して雇用状況はさらに悪化するでしょう。医療の現場もコロナウイルスの感染者の受け入れで混迷を増し、一方では従事者の肉体、心的疲労も蓄積し、離職が止まらないらし。
こんなときに災害を伴うような震災が発生したらと思うと・・・・。
考えるだけでも書く手が止まります。
もちろん、不安におびえるばかりではなくて、こうした状況だからこそ、改めて備えには気を配る必要があります。
だけど、もしこの世に神がいるならば、地震を無くせ、は無理でも、少なくともあと数年は持ちこらえて欲しいとの願いくらいは聞き入れてもらえないでしょうか。