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お金稼ぎはもう時代遅れなんですその理由

お金稼ぎは時代遅れ

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いつも、仕事の生産性とかについて考えているんですが

「人生は市場価値を上げてなんぼだろう」と考えている

でも実際は違うんです。

言いたいことを一言で言うなら

ビジネスをやってお金を稼ぐなんて時代遅れになると

今の時代だからこそ「新しい価値観」について話してみます

今日は仕事の生産性をあげるよりももっと大事な話です

 

・お金が人を不幸にする理由

そう考える理由は大きく2つあります

1つ目は

お金が人の執着を増幅させることです

2つ目が

お金では本当に価値あるものを測れないことです

 

まず1つ目の人に執着を増幅させることについて

あなたにシンプルな質問です

お金持ちは幸せですか?

こういうと「お金はあるにこしたことはないでしょう」と

言う人がいたり、お金なんてなくても幸せに生きられるからいらないよ

と言う人もいます。

結局論点は「人の幸せとは一体何なのか?」

というところに帰着しますよね

私は幸せとは「執着の少なさ」だと考えます

例えば、自分はあの人よりも劣っているな、と感じる事も執着ですし

高級車が欲しいとか

恋人が欲しいとかも執着です

こういった執着が少なければ少ないほど

心晴れやかに幸せに生きていける、というのは

皆さんも共感してもらえるんじゃないですか?

でも難しいところは、その執着というのは人が生きるためには

必要な本能だということです。

執着があるからこそ人はより行動しようと思うし

自分の価値を上げようと考える事ができます

一体何がいいたいかというと

人が生物として生きていくという事と

個人が執着をなくして幸せに生きていく

このベクトルは必ずしも同じ方向を向いていないという事です

そしてここから話はすごく重要になってきます

今、この世の中で人の執着を最も増幅させているのは何でしょうか

それは間違いなく「お金」です

お金が悪いと言うことじゃありません

お金世紀の大発明なんですよ

お金があるからこそ、色んなものを共通の1つの数字の尺度で測って

やり取りする事ができるようになった

間違いなくお金がなかったらこの世の中はここまで発展しなかったでしょう。

極端な話 お金がなかったら

例えば病院で治療してもらおうと思ったら、牛とか豚とか鶏とか

ああいったものを持ってきて物々交換しないと治療してもらえない

みたいなそんな世界になる

お金という共通の尺度があるからこそみんな頑張れたんです

そのおかげで社会インフラも整って、新しくて便利なサービスが

どんどん生まれました

お金は人類を発展させたという意味では世紀の大発明でした

でも、このお金とうい道具は、副作用のある劇薬でもありました

あらゆるものがお金という共通の尺度で測られるようになってしまったせいで、人々がより他人と比較するようになってしまったんです

例えば、私はランチで毎日400円の牛丼を食べている

あの人は、3000円のランチのコースを食べている

自分は古い中古の軽自動車に乗っている

あの人は3000万円の格好いいフェラーリに乗っている

どうしてもお金の少ない多いで比べてしまいます

もし私が全くお金を持っていないコンビニの店員だったら

みなさん私の話を聞いてくれますか?

「人と比べるな」という事を言いますけども

実際お金という尺度が世の中を支配している限り

人と人を比べてしまいますよね、お金という尺度で

お金の登場によって、人を不幸にする執着が増えやすくなったと言えます。

とはいえ、どうですかね

本当にお金が無かったほうが良かったと思いますか

それは、縄文人と現代人どっちが幸せなのか?

この問いと同じだと思います。

縄文人はお金で人と比べることはなかったと思いますけど

その村の中の立場で悩んだり、野生動物に襲われるかもしれない恐怖に悩んだり

こういったものも同じ執着なので、一概に、お金が人を不幸にした

と断言するのは難しいようにも一見思えます

皆さんはどう思いますか?

縄文人と現代人、どっちが幸せだと思いますか?

私はどちらかに答えを出せと言われたら

縄文人

お金がない世界の方が幸せだったと思います

こう答える根拠は世界の幸福度調査です

幸福だと感じる人が多い国、これが一体どんな環境になっているのかを見れば、お金と幸福の関係について見えてきます

この幸福度の高い国というのは調査の仕方によって結果が異なっているんですけど、北欧とフィジーが有名なんですよ

両方とも1位になったことがあります

めちゃくちゃ寒い国と、暖かい国で対照的なんですけど

どちらにも共通して言えるのは

人と人を比べる執着が生まにくい環境にあるということです

北欧は自主性を尊重する教育、福利厚生が手厚くて

労働時間が短くて家族と時間を過ごしやすいです

フィジーは日本のような競争社会の側面がすごく弱くて

地域や家族をすごく大事にして、旅人もすごく大事にしてくれる

将来よりも、今の時間を大事にする文化なんです

どうですか、

いわゆる資本主義社会的な、お金の競争を感じにくそうな環境ですね

物的な幸せよりも、質的な幸せを追求しやすい環境の方が幸せになれるということです

お金は確かに人々の生活を豊かにしました

ただ一方で無尽蔵に人と人を比べてしまうという、そういった執着を

生み出す副作用もあったんです。

 

2つ目は、

1つ目の話と関連するんですが、

お金は本当の価値あるものを図れないということです

ここで一番言いたいことを簡潔に言うと

人の執着をあおればあおるほどお金は稼げてしまうと言うことです

例えば、ギャンブルに依存いて100万円以上つぎ込んで破綻してしまう人、自己投資の勉強として100万円を使って自分の人生をより良くしていく人

どちらも同じ100万円ですけど、本当にその価値は同じでしょうか

もちろん価値の尺度というのは人それぞれなので

何を価値に感じるかは人それぞれが決めるべきものです

ではここで 一体どうやったら人にたくさんお金を払わせることができるのかを考えてみて欲しいんです。

これ答えを言いますと

お金というのは、人の執着をあをればあおるほど儲かるんです

だから日本のギャンブルは20兆円近い市場規模がある

これは日本の全国民がコンビニでお金を払う金額の2倍です

とてつもなくお金が動いていますよね

ギャンブルというのは人の執着を生み出し続ける装置なんです

今この世の中で会社を作ってむちゃくちゃ売上をあげて

高い時価総額の会社を作ると、みんなから「すごいね」と評価されます

会社を上場させると会社と会社が時価総額というお金の価値で測られます まるでその時価総額が会社の価値であるかのように

でもその時価総額、その前の売上、こういったものってほんとうにその会社が世の中に提供している価値を表しているのでしょうか?

私はそうは思いません。

最もお金を稼いでいる会社とういのは

最も人の執着をあおるのが上手い会社と言いかえることもできるからです

人生で一番大切なこと、人が人を想う気持ち、思いやり、愛情、信頼

絆、こういったものはお金には反映されません

ですが、貨幣経済、資本主義社会のこの世の中はお金が誰にとっても

共通の価値を測る定規として回っている

その結果 お金であらゆる価値を測れるという勘違いを

世の中に広めてしまっているんです

 

ではなぜ、お金稼ぎが時代遅れだと考えるのか

簡単に言うと、これからの時代は

お金をたくさん稼いでもそれで何なの?って考える人が増えるからです

相対的にお金を稼ぐということの価値が下がっていく

そうなる理由があります

1つ目が、世界中が豊かになって自己実現を追求する人が増えること

「FACT FULNESS」とうい本読みましたか

この本にも書いてありますけど、

今世界は貧困の人が拡大しているってイメージを持っている人が多い

と思うんですけど、実際はこの20年で極度の貧困で生活す人は半分になったんです

貧しい人がどんどん減って世界がどうなっていくかというと

世界中の人達が中流以上になるということです

貧しくて食っていのが精一杯、そういう人がどんどん減っていって

生活に困らなくなれば、みんな自分の創意工夫で世の中に価値を

出そうとします

その中でもちろんお金を稼ごうとする人もいると思います

でもそのお金を稼ごうとする人の中に やっぱりお金じゃないよね

と言って自己実現を追求する人も増えていくはずです

そこそこ稼いでいれば後はいかに楽しく暮らすか幸せに暮らすかの方が大事じゃんって考える人も増えていきます

そしてこれから生まれる子供たちは、私たちとは全く違う価値観で

生まれてきます。

これ一体どういうことかというと、乾いてないんですよ、

つまり自分の親とかがお金がなくて困っているところを見ていないので

大きくなってもガ稼ごうとはしない、ハングr-精神がないんですよ

お金を稼いで何なの、もっと楽しくやろうよという人が出てきます。

Z世代とか言われています

 

2つ目が、稼ごうとしない人が稼げる時代になったことです

どういうことかというと

起きている現象としては、世の中で顕在化している解決すべき問題

が減ってきていることです

例えば昔の人だったら荷物を遠くの人に送りたいって思ったら

配達事業をはじめれば儲かりますよね

音楽をどこでも聴きたいと、ウオークマンを作れば儲かりました

稼ぐためには、世の中の問題を解決すればよかったんです

でも今はどうでしょうか

もちろん私たちが気付いていないけで解決すべき問題はたくさん

あると思います。イノベーションに終わりはありませんから

なのでゼロになったというつもりはありませんが

テクノロジーの『発達によって「ここが一番問題だよね」って

見えやすいところはかなり減ってきた

後は稼げる問題解決を見つけてしまうと

情報の流通度がものすごく上がっているんですよ

だれかが何かの事業を起こして問題解決で儲かっていると

すぐにいろんな人が真似をしてもう稼げなくなってしまう

なのでこれからの時代で必要なのは

問題を解く力というよりも、取り組むべき問題を生み出す能力が

何倍も大事になってくる

ではどうやったら解くべき問題を見つけられるとおもいます?

その答えは、個人が稼ごうとせずに「自分が面白い」と思うものを

追求することです

考えてみたら、グーグルやフェイスブックも成り立ちはそうですよね

これがあったら面白いんじゃないかなと思って作ったものが

世界一稼ぐ事業になりました

これからは、稼ぐんじゃなくてこれをやったら面白いじないかな?

って思うことが追求できる人、没頭できる人が結果的に稼げるようになってしまう

今それが実現しやすい環境になっている

そうなると、なんとして稼ごうとガツガツする人って減りそうじゃないですか

もうお金なんてどうでもいいから。自分が好きなことを追求しようと思う人が増えるはずです

結論をいうと、お金を稼ぐことが唯一無二の価値観ではなくなった世界でおきていることを思って、

「いやじゃないことをやってみる」です。もうこれしかありません。

それでは・・・・・。