リョウガのページ

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人間は、何を一番恐れるのか?見えない恐怖について・・・

今日は、見えない恐怖について・・・・。

見えない恐怖 / TOMJ さんのイラスト - ニコニコ静画 (イラスト)

 

人間は、何を一番恐れるのか?。

こんな質問を投げかけられたら、皆さんはなんと答えるでしょうか。

 

全ての人間でなくとも、自分自身に絞ってもいい。

あなたが一番恐れるもの。

「不機嫌な嫁」 「成人病」 「お金がない」 などなどの、

身近で真に迫った数々の例は、

冗談にするには、あまりに恐ろしいことこの上なく

個人的には充分に同意できるのですが

人が本質的に 「恐怖」 する感情のおおよそは

「知らない、分からない」 という、

未知の部分にほぼすべてがつながっているものとされているんです

 

何がどうなるか分からない、得体の知れない怖さ。

必ずやってくる 「死」 を含め、

誰もが一度はこうした恐怖に直面したことがあるだろう。

そして、新型コロナウイルスも、これに当てはまろろうか

国内では重症者の低減で深刻性が和らいでいるような

錯覚に陥るが、諸外国ではその猛威が今もとどまるところを知らない

欧州では規制再強化の動きも出始めていますね

発生源はなにか、主な感染経路は、重篤化の原因は、

どのような後遺症が残る可能性があるのかー。

いずれも現段階では推測の域を出ていないです。

ウイルス学専攻の理学博士である加藤茂孝氏は

2009年の論文において 

感染症の怖さは、症状の激しさ、死亡率の高さ、

そして、近代以前はその結果としての死体のみにくさなどから

くると思われるが、心理的には原因が可視的ではなく得体の知れないことに起因する不安にこそあった」 と書いています。

 

コロナ禍でこれから先の経済がどうなっていくのか。 のテーマも、

今の段階では ”先のことが全くわからない” 未知の領域と言えなくも無い。

事実、今の事業に携わっている私の仕事も、現状に大きく恐怖しています。

これまでは培った知識や経験、信条などを元に判断を下し、

結果として間違ったとしても、そこに至るまでの根拠を説明できたのですが、今は違う。

先のことが見えず、あまりにどうなるかが予測できないため

自信をもって仕事にジャッジできるケースが極端に減りました。

過去に起きた感染症の事例も参考にならず、

そもそもピークさえ過ぎたのか、あるいはこれから来るのかも

わからないのだ。

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では、不安・恐怖はどうすれば克服できるだろうか。

「例えばヘビに極端な不安・恐怖を覚える人は、自分がそばにいてもヘビは襲ってこないなど良い経験を積んでいく方法がある」

自分から積極的に助けを求めていかない限り、不安は克服できないと強調する。

「不安感が自然と消えるのを待つ人は多いが、それはあまり現実的ではない」。

例えば、専門家が指導する自助グループに一度参加するだけでも効果はあるという。

「まずは不安の原因に落ち着いて向き合い、情報を得るなどして理解を深めれば、不安はおのずと消えていくことが多い。

こうして不安に向き合えれば、うつになったり、パートナーとけんかしたり、仕事で問題があったりした場合でも、対処できるようになるなどがあります。

でも、ともすれば、そんな弱音がもれそうになる今日この頃ですが

人は恐れるだけではなく、それを打破しようとする力を備えています。

私も、経済学者マーシャルの金言

「Cool Head, but Warm Heart 」 

(冷静な頭脳を持つ一方で、暖かい心を持とう)

を胸に、この恐怖に挑んでいきましょう。