リョウガのページ

小さな嬉しいことを発見する、今話題のことを思う

今年は5年に一度の国勢調査の年なんですね。興味本位で調べてみたら何だか奥深い歴史がありました

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国勢調査終わりましたか。

私はまだ終わっていません。

 

今年は5年に一度の国勢調査の年なんですね。

最近はインターネットでも解答できるようになって

約10分程度でパパッと済ませられるんですね

昔、学生のころ東京で一人暮らししていた頃に

変はおじおさんが来て、ひざまずきながらお願いしますと

言っていた事が思い出されます。あのころは、一軒一軒回って

いなんですかね。なんか懐かしい。

 

 

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その国勢調査、何となく気になったのでちょっと書いてみますね。

国勢調査は、日本国内に住む全ての人と世帯を対象とする

国の最も重要な統計調査なんです。

日本国内の人口や世帯の実態を明らかにするべく、

統計法に基づいて実施されています。

調査票の集計結果は、福祉施設や生活環境整備、災害対策など、

国民の暮らしに役立てられています。

 

 

今回で第21回目の実施となって、1920年(大正9年)10月1日の

第一回目からちょうど100周年なんです。

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第1回目の国勢調査は、世界レベルでの人口統計調査の機運の

高まりを受けて、日本でも大々的に実施することとなって、

日清戦争のころから計画されていたんです。

しかし、日露戦争第一次世界大戦の影響で見送られ、

実に20年越しの実施となった。

 

当時の人々にとって国勢調査は ”文明国の鏡” であって、

是が非でも挙国一致の精神で成功させねばならないと意気込んでいた。

日本は第一次世界大戦後の国際連盟体制下において、

米、英、仏、伊とともに列強五大国の地位に登りつめていました。

一説では、 「欧米に追いつき追い越せ」 という風潮に乗って

「国の勢力を調べる調査」 という意味で国勢調査と呼ばれるようになったともいわれています。

 

国勢調査は近代国として政策や研究の根本となる日本初の

全国人口調査であったため、「一等国の仲間入りだ」 と

花火や祝砲があげられ日本中がお祭り騒ぎになったという。

国勢調査の表紙や記念絵はがきには神武天皇の姿が描かれました。

 

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当時の調査項目は、10月1日午前0時時点での

名前、続柄、性別、生年月日、家族構成、職業、出生地、国籍も

8項目でした。

ウソか本当か、 ”午前0時時点の記録” だから真夜中に調査員が

来ると勘違いして、ずっと寝ないで待っていた人もいたそうです。

 

それにしても、当時とは社会環境や価値観が異なりるとはいえ

現代人との国勢調査に対する温度差には驚かされてしまいますね。

総務省によると締め切り直前の10月6日時点の回答率は、

ネット回答が35.1%、郵送回答が18%に過ぎなかったという。

プライバシー意識の高まりやオートロックマンションの増加など

対面調査の限界か回答拒否が増えています。(私もまだ出していません)

「忙しいから、住民基本台帳で勝手に調べたらいい」 という声も聞かれる。

 

総務省はさきごろ、国勢調査の回答期限を10月20日までに延長した

ことを発表しました。

これを機に未回答の人は出来るだけ国勢調査への協力をオススメしたいですね。(人の事はいえるか)

例えば、子育て共働き世帯やシングルマザー世帯からの回答拒否

集中してしまうと、行政が正確な統計がとれず、

結果的に保育園が足りなくなるかもしれないからです。

みなさん、これを読んでなんだか古い歴史ロマンを感じる方は

国勢調査を出してはいかがですか。

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