桑野さんの両親の悩みはづ続くんでしょうね・・・
今日は、ちょっと調子がいいみたい。
日曜日に、ドラゴン桜の続きバージョンがやっていました。
久しぶりに見る阿部寛。
やっぱりおもしろい。
2019年に阿部寛が主演して、フジテレビで放映された「まだ結婚できない男」。個性があっても面白かった。
高視聴率を記録した第1シリーズ「結婚できない男」は2006年夏の放送でした。
偏屈で皮肉屋だけど憎めない主人公・桑野信介のその後を知りたくて視聴していました。
その前年(18年)には中国のネット世界で「空巣青年(コンチャオチンニエン)」が注目されて、中国でも未婚者の増加が社会問題になっていました。
空巣青年といっても、泥棒のことではありません。
親元を離れ都市部で暮らす若者のことなんです。
休日は外出もしないで、スマホやパソコンでゲームに興じる。友人や恋人の代わりに、ペットと暮らしている。
「空巣とは本来、巣が空になったことで、子供が親から独立して老夫婦だけになった家族、
一人暮らしの老人世帯を指していました。一人っ子世代である空巣青年は都市部へ働きに出てきたものの、自室に引きこもって生活を楽しんでいた。
中国でが20~40歳の男性人口が、同世代の女性より約3000万人も多いんです。
適齢期男性の3000万人が結婚難民なんです。この男女比不均衡の背景には、かつての「一人っ子政策」があります。
どうせ一人しか産めないのなら、男の子を産もうとなる。とくに働き手や跡継ぎが必要な農村部では、胎児の性別を事前に調べて選別するようになった。
その結果、跡取り息子ばかりが増えて、嫁が少なくなる。都市部では経済力のない男性が、女性から全く相手にされなくなった。
習近平政権は2015年に少子高齢化社会、労働年齢人口減少を懸念して、1979年以来続いた「一人っ子政策」を廃止しました。
夫婦が2人目まで子供を産むことができる計画生育政策に転換しましたが、思惑とは別に人口はそれほど増えていません。晩婚化、教育費や生計費の急上昇などがあるためです。空巣青年も中国の出生率に悪影響を及ぼすと、中国政府は懸念しています。
経済的理由以外でも、積極的に一人暮らしを選択する人も増えてきた。
できないではなく、結婚しない人です。「一人で幸せなのに、なぜ結婚して妻や子を負担しなくてはけないのか」と考える若者です。
そうした若者が里帰りすると、両親から結婚のプレッシャーをかけられる。このため、春節時に偽装恋人を同行する ”レンタル彼女”ビジネスも登場しています。
こうした現象は米国にもあるんです。婚姻率が低下して、今や独身が多数派を占める。
結婚への関心が弱まっていますが、周囲との連絡を絶やさないよう電話やメールのやり取りは逆に増えている。
気ままな独身の方が余暇を長い時間楽しめて、学ぶ時間も多く、人間として成長できる。
法的責任が少ない立場にいられる。世界中で桑野信介氏の両親の悩みは続くんでしょうね・・・。