メタバースファッション
AFP通信社の記事
The fashion trend is clothes that don‘t exist
次のファッショントレンドは存在しない服
環境の意識の高まり、将来はファッション業界がメタバース(仮想空間)に
軸足を移すそうでう。
メタバースとは、自分のアバター(分身)を通して活動できるインターネット上の
仮想空間のこと。
フェイスブックが本腰を入れていて、欧州のメタバース開発の人材として1万人を
雇用するとともに、メタバース関連部門に100億ドル(1兆1000億円)を投資。
更に社名を「Meta(メタ)」に変更すると発表しましたね。
近い将来、メタバース時代が到来して、VRMMORPG(仮想現実大規模多人数同時参加型オンラインゲーム)やバーチャル婚活など、人々が仮想世界でおおくの時間を過ごし、多くの人と出会う機会が増えると、自分のアバターが着る服が必要になるでしょう。
TPOにあわせて一瞬で簡単に着替えも可能となるはず。
AFPの記事では、すでにインスタグラムでデジタルファッションストアが、デジタルで生成されて服を顧客の写真やビデオにフォトショップで加工するサービスも出ています。
「DressX」というショップでは25ドルの帽子から数百ドルの奇妙なクラゲのようなドレスまで様々な服が売られていて、顧客の15%がインスタ映えのためにデジタルファッションを利用しているそうです。
また、将来はすべてのブランドがデジタルファッションに乗り出す、私たちは皆デジタルな自分であるアバターを持ち、アバターを通して自分が何者であるか、何に興味を持っているかを伝えることができるようになる。とうコメントが紹介されていました。
さらに、近年の環境意識の高まりのなか、ファッション業界は地球上で最も大きな汚染物質と廃棄物を生み出しいて、インフルエンサーは服を買っても、一枚の写真を撮るるために一度だけ着て、それっきり。このような人たちはデジタルファッションを利用することで、消費と廃棄を減らすことができる。とも言っていました。
ちなみに、日本のファッション業界でもデジタルファッションに参入の動きがあります。
カジュアル専門チェーン店のジーンズメイトがメタバースファッション事業へ進出することをプレスリリースで発表していました。
外神田商事の喜田一成氏が全面協力するんですって。喜田氏はハンドルネーム「なるがみ」としてサブカルチャー業界で広く知られていて、2013年からVRをはじめとしたメタバース領域で活動している人物です。
また、ビームスは昨年からバーチャルショップの出店を試みていて、オンラインで開催される、世界最大規模のVRコンテンツの展示会「バーチャルマーケット2021」に、ビームスバーチャルショップを出店しています。
日本もいよいよメタバースファッションに一歩踏み出したところでしょうか。