リョウガのページ

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お笑い芸人も いろんな人がいる 思い返されることが多い決死隊の宮迫やロンブーの亮 西野

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コメディアンの雨上がり決死隊の宮迫やロンブーの亮が、吉本興業と争っているが、反面、面白い話をしている場面をみたのでお話しますね。

 

人気お笑いグループ、キングコングの西野亮広氏が出演している、大手通信会社のグループ企業が運営する転職サイトのテレビCM。

そのCMの中で西野氏は「認めてもらうしかないですよ。『認めてもらう』が一番幸せですね。」とか「お前がいていいんだとか、お前が必要なんだとか、お前がいなきゃだめなんだとか、言ってもらえることがどんだけ強くしてくれるか」と語っている。

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今から20年くらい前の転職や就職会社のテレビCMは、サラリーマンの背中に巻貝が生えており、やりがいがあるとか、そんな雰囲気だった。モーレツ社員ということばもあって、とちらかというと、がむしゃらに働ける会社や仕事に就けることをアピールするCMだったと思う。他人の目とか意識せず、とにかく目の前の自分のやるべきことを全うすることに美学があったような気がする。

昔のスポ根アニメでも、プロ野球選手を目指す主人公が、父と二人三脚で、ひたすら練習に打ち込み、主人公の姉が遠いところで、電柱の影から見守っているというのが定番であった。

 

努力している人は、「どこかで誰かが見ている」「いつか誰かが評価してくれる日がくる」と思いながら日々、仕事や勉強に打ち込んでいると思う。ただ、ひたすらに、ひたむきに目の前のことに打ち込んだ。

 

ところが最近は、それはダメみたいです。むしろ、「自分は〇〇ができる」「自分がいると会社はこうなる」といったように、自身のスキルをアピールしなくてはならない。なるほど、私には全く理解できないが、社会人になる学生や社会にでたものの転職を考える若者とかはFacebookを通じて、世界中に自身生活を公開している。いずれも、楽しそうなパーティーに参加していたり、有名人とのツーショットや海外でのアクティビティなど、充実した生活ぶりを載せている。

そして、「いいね!」の数を競い、そして、「いいね!」の数で一喜一憂しているのであろう。

「いいね!」の数や、先ほどのキングコングの西野氏の発言「認めてもらう」が一番幸せですね」もそうだが、承認欲求を満たすことに傾きすぎではないだろうか。むしろ目立たないほうが良いこともたくさんあるし、普段は目立たないけど、この人がいないと回らないといった存在にこそ、輝きがあるのではないだろうか。いぶし銀という言葉にもあるように、認められなくても、ひたむきに何かに打ち込んできた人が、かっこいい。

 

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