ストレスチェックの実施の意味は・・・
こんばんは。
ストレスチェック意味について第2段階
会社でいつも思うことは、社員のコミュニケーションスキルを少しだけ改善するだけで、職場環境は大きく変わっていくと思います。
例えば、上司が部下へ、分かりやすく具体的な指導を行なえば、仕事の効率や質が上ってきます。
また、相談しやすい関係を社員間で構築できれば、スムーズにお互いの意思疎通ができますね。
すると、トラブルを未然に回避できたり、誰かが抱えこんでしまっている作業を分担できたりして、効率よく業務を進められて、結果的には仕事量は減って、負担も軽くなる。
納期や期限などで物理的に一気に負担がかかる現場では、その状況を理解してくれる相手や相談できる人がいることが大切なんです。
大変な自分の状況を理解してくれる場があるかどうか」「は大きなポイントで、これがあると深刻な心身ダメージを受けにくくなって、たとえ不調を訴えても、身体の休養さえ取れば、速やかに元のパフォーマンスに戻りやすい傾向にあります。
一方、休みを取りやすく、仕事量もノルマも厳しくない、つまり物理的な負荷が少ない職場では、より職場全体でコミュニケーションスキルの改善に取り組む必要があります。
なぜなら、物理的な負荷が少ない職場の高ストレス者は、職場環境に不満を持っているケースが多いからです。
日常的な人間関係の不満が蓄積していたり、場合によっては、深刻なハラスメント問題が起こっていたりします。
行き違いのないように伝わる指導や、信頼関係をつくるための傾聴能力の養成、意見を受け止める環境づくりはもとより、ハラスメントにならない関わり方を周知徹底するべきですね。
休職する社員が出た場合、1人を雇う人件費の2~3倍もの損失がると言われています。メンタル不調者を出してしまうことは、生産性の低下だけでなくて、経費の面でもかなり不利益を出すことになってしまうんですね。
ストレスチェックは、実施するだけでなくて、結果を基にいかに職場改善に取り組むかが大切なんだと思います。
ですから、職場は、結果のフィードバックやその後のフォロー体制が整っているかを基準に選ぶことです。
無料のストレスチェックをダウンロードして、結果を入力すれば集団分析まで行なえますね。経費や個人情報の取り扱いの観点から外注に抵抗がある会社は、こちらを活用しらたともいますね。
私の会社では、活用していますが、ハッキリいって、その後の分析や対応策がまったくとられていませんけどね。
ただ受けさせることに意義あるみたいな・・・。
困ったもんだ。